ストックマーク株式会社は、AIを活用した市場分析サービス「Astrategy」において、キーワードから企業の将来活動を把握できる機能「将来年表」を提供します。
AIで膨大な情報を収集・構造化する「Astrategy」
「Astrategy」は、自然言語処理AIを活用し、ユーザー企業が必要とする情報を届けるサービス。重要な動きやトレンドを提供することで新規事業開発などをサポートします。
同サービスでは、AIが国内外の膨大なファクトニュースやオピニオン記事を収集し、調査・解析対象のトピックに関して俯瞰的に構造化。戦略策定や事業開発に必要な情報を多面的に解析し、人間では発見しづらい“兆し”を捉えて新たな気付きを支援します。
分析結果に直接コメントを書き込みシェアする機能や、設定したテーマに関する動きをAIで常時観測して通知する機能なども便利そうです。
関連企業の将来動向をまとめる
そんな「Astrategy」にて、新機能「将来年表」の提供が始まりました。
「将来年表」は、調査したいキーワードを入力するだけで、Web上のオープンデータから「いつ・どの企業が・どのような取り組みを予定しているのか」を時系列で表示する機能。キーワードに関連する企業の将来動向を自動で分類・整理して把握できます。
また、特定の企業群に絞った将来年表の生成とレポート出力も可能。新たな事業機会創出や競合企業との差別化に活用できるといいます。
将来動向を踏まえた企画立案が重要に
近年、企業では中長期的な達成目標に向けた取り組みが活性化。将来起こり得る事象を踏まえた企業活動が重要視されています。
しかし、社会環境の変化と技術の進化は著しく、細分化・複雑化する市場概要把握は困難を極めているとか。同社には、バックキャスティングを行う際の情報収集に悩む声が複数社から寄せられていたようです。
そこで、将来動向を踏まえた企画立案を支援すべく「将来年表」を開発。今後も、情報収集や企画業務の効率化・高度化に貢献していくとのことです。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/178193
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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