カスタマーリレーション事業を展開しているアディッシュ株式会社(以下、アディッシュ)は、炎上モニタリングSaaS「Pazu(パズー)」と「Google ビジネス プロフィール」を連携したサービスの提供を開始しました。
企業の炎上リスク対策SaaS「Pazu」
「Pazu」は、Twitter上の投稿を自動検知する「炎上モニタリング」機能を搭載した、中小企業向けの炎上対策SaaSです。
アディッシュ独自開発のシステムにより、事前に登録したキーワードをTwitter上で24時間365日検索。事前に設定したリツイート数を超えた投稿があった場合、設定した連絡先にアラートが飛ぶため、炎上の火種となる投稿の早期検知ができるといいます。
そのほか、炎上メカニズムやSNSリテラシーを学ぶことができる、導入企業向けeラーニング「SNSリテラシー教育」を用意。SNSや炎上についての知識を得ることで、「リテラシーの向上」「一過性ではない炎上への対応力の定着」などが期待できるでしょう。
オプション契約で、炎上対策の専門コンサルタントへの相談や調査、炎上した際の対応依頼をすることも可能です。
Google マップの口コミをPazuで管理できるように
今回、Pazuと連携する「Google ビジネス プロフィール」は、Google 検索とGoogle マップで表示される店舗や施設の情報を管理する、事業者向けのツール。
店舗の電話番号や営業時間といった基本情報のほか、店舗の内観・外観、商品やサービスなどの写真を掲載できます。
このたび、アディッシュはPazuの既存機能であるTwitter上の投稿を自動検知する「炎上モニタリング」機能と、Google マップ上の口コミ機能を連携。
ユーザーが口コミを投稿すると、Pazuの管理画面に反映されると同時に、登録済みのメールアドレスに通知され、事業者は定期的にインターネット上の“声”を把握することできます。
ユーザーの声に素早く対応し、企業価値の低下を防ぐ
Google マップ上から投稿できる口コミは、ユーザーが実体験した内容を投稿することが前提とされています。しかし、そのサービスや店舗を利用した証明は必要とされていないため、事実にもとづかない口コミが企業や店舗に寄せられる可能性があるようです。
ネガティブな口コミは、サービスの離脱や不買運動、または採用に影響をおよぼすことがあることから、事業者はネガティブな口コミに対して迅速に対応することが求められています。
そんななか、アディッシュはPazuとGoogle ビジネス プロフィールを連携したサービスの提供を開始。機能の連携により、事業者は自社に寄せられたGoogle マップ上の口コミを早期に把握・対応することで、企業価値の低下を防げるといいます。
今後もアディッシュは、「つながりを常によろこびに」のミッションのもと、利用者にとって健全で心地よい居場所をつくることを目的とした、カスタマーリレーション事業を展開していく方針です。
(文・Haruka Isobe)
- Original:https://techable.jp/archives/178705
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:はるか礒部
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