Google傘下のDeepMind、Appleの元機械学習部門のディレクターを雇用

DeepMind
 
Google傘下の人工知能(AI)研究部門「DeepMind」が、先日、Appleを退社したばかりの同社の元機械学習担当ディレクターのイアン・グッドフェロー氏を雇用したと報じられています。

グッドフェロー氏、Google傘下のDeepMindへ

5月上旬、グッドフェロー氏はAppleのオフィス復帰をめぐる方向性の違いから同社を退社しました。BloombergによるとGoogleは現時点では、Appleよりも柔軟なオフィス復帰の方針を掲げているため、このような動きになったとのことです。
 
グッドフェロー氏は機械学習研究の第一人者で、今後はGoogle傘下の人工知能研究部門であるDeepMindで働くこととなります。彼がGoogleで働くのは今回が初めてのことではありません。2014年から2015年まで、そして2017年から2019年までの間、同社でリサーチサイエンティストととして働いていました。2013年には、同社でインターンとして働いた経験もあります。

一部のAppleの従業員は転職を視野に

グッドフェロー氏が、Appleの退社を決めた原因となった同社のオフィス復帰の方針は、4月11日から従業員に最低週1日のオフィス勤務を義務化し、徐々にオフィス勤務日を増やしていくというものです。
 
同社の従業員全員がこの計画を支持しているわけではなく、一部の従業員を対象としたある調査では、積極的に転職を希望する従業員の割合が高いことが明らかとなっています。転職を希望する理由としては、オフィス復帰の方針、新型コロナウイルス感染の可能性、ネガティブな職場環境、ワークライフバランスの欠如などが挙げられています。
 
 
Source:Bloomberg via AppleInsider
Photo:DeepMind
(m7000)


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