米コロラド州デンバー在住の女性が、Appleサポートだと思って利用したサービスが実は詐欺だった…という事件が報じられました。
検索して一番上に表示された番号に電話
クッキー・プライドモアさんは、購入したばかりのiPhone13のロックが解除できなくなってしまいました。
「夫のスマホを使ってAppleのカスタマーサービスをググりました」とプライドモアさん。検索して一番上に表示された番号に電話をかけました。
電話に出た女性は「喜んで問題を解決いたします」と言ったそうです。
またたく間に1,500ドルが消えた
しかし彼女がかけた番号はAppleのカスタマーサービスの電話番号ではありませんでした。オンラインで大手IT企業のカスタマーサービスを検索をすると詐欺サイトがいくつも表示されるという事実を、プライドモアさんは知らなかったのです。
電話の相手はまたたく間に個人間送金アプリZelleを使ってプライドモアさんのアカウントにアクセスし、500ドルずつを3回にわたって引き出し、別の口座へ送金してしまいました。
検索時はスペルミスに要注意
米国の商業改善協会Better Business Bureau(BBB)のサラ・ウェツェル氏は、検索をする際にスペルミスは文法間違いには注意するよう警告します。たとえば自分では「Apple」と入力したつもりが「Appple」になっていたりすると、詐欺サイトがトップに表示され、間違ってアクセスしてしまう可能性があるとのことです。
またApple「らしき」会社からメールが届いた場合、身に覚えがなければ要注意です。特にメールの内容が個人情報を尋ねる、添付ファイルを含む、Appleのサイトと一致しないURLリンクを含む場合は詐欺メールである確率が高いです。
Appleはまた、Appleサポートを名乗る人物からの電話は、自分が問い合わせた場合でない限り、即座に切るよう警告しています。
Source:Denver7 via 9to5Mac
Photo:mohamed Hassan/Pixabay
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-457112/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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