Apple、6月30日までにアカウント削除機能を提供するようアプリ開発者に注意喚起

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Appleは現地時間5月24日、アカウント作成に対応している全てのアプリは2022年6月30日以降、アカウント削除機能を提供する必要があることを開発者に注意喚起しました。つまり、アカウント作成に対応しているアプリの場合、ユーザーが後からアカウントを削除できるようにしなければなりません。

アカウント削除機能に関する要件の適用開始日は6月30日

2021年6月のApp Store Reviewガイドラインの更新に伴い、アカウント削除に関する要件が追加されました。Appleは当初、アカウント削除に関する要件の適用開始日を2022年1月31日としていましたが、開発者が対応に要する時間を考慮し延期され、正式な適用開始日は同年の6月30日となりました。
 
Appleのガイドラインによると、アプリ内のわかりやすい場所にアカウント削除オプションを配置する必要があり、アカウントを一時的に停止または無効化する機能を提供するだけでは不十分であるとしています。また、アカウント自体と同時に、個人に紐づくデータも削除できる必要があります。
 
同社は規制が厳しい分野に関わるアプリでは、アカウント削除の確認に追加的なサポートフローの提供が必要になる場合もあると説明しています。しかし、そうした分野以外のアプリは、アカウント削除するために電話やメールをする必要があるなど、ユーザーに手間を掛けさせるべきではないとしています。
 
開発者はAppleのWebサイトより、アカウント削除の要件に関する詳細を確認できます。
 
 
Source:Apple via MacRumors
(m7000)


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