Appleはアメリカの各州で運転免許証をiPhoneやApple WatchのWalletアプリへの取り込めるように作業を進めていますが、5月25日(現地時間)にメリーランド州の運転免許証のWalletアプリへの取り込みに対応しました。
空港での利用
3月にアリゾナ州で運転免許証のWalletアプリ対応につづき、メリーランド州でも運転免許証の取り込みが可能になりました。Appleはメリーランド州以外でもコロラド、ハワイ、ミシシッピ、オハイオ、およびプエルトリコでWalletアプリへの運転免許証、身分証明証の取り込みに対応すると発表していました。またジョージア、コネチカット、アイオワ、ケンタッキー、オクラホマ、ユタの州当局もこの機能を住民に提供する予定だとしています(それぞれ詳細な時期は不明)。
ただし今回メリーランド州で提供される機能も限定的です。Walletアプリに取り込まれた運転免許証(身分証明証)は一部空港での運輸保安局のゲート通過だけでしか使えません。とはいえゲート通過の際はiPhoneのロックを解除したり、職員にiPhoneを手渡したりする必要はなく、スムーズに手続きが可能なのは確かです。
なおメリーランド州自動車管理局はWalletアプリに運転免許証を取り込んだとしても、実際の免許証を携行する必要があると注意喚起しています。また警察などの法執行機関において身分証明証としてWalletアプリ内の運転免許証は使えないとしています。こうした状況を見ると、Walletアプリへの運転免許証取り込みはアメリカでもまだまだ発展途上の機能なのかもしれません。
Source:MacRumors
(KAZ)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-457886/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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