今年のiPhone生産台数は昨年と同水準〜予想は2億2,000万台

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Android陣営の中国ブランドが売上を減らす中、Appleは2022年も昨年と同水準のiPhone生産台数を維持する見通しであることが明らかになりました。

Appleは需要回復に期待

今年のiPhone生産台数の市場予測は2億4,000万台近くで推移していますが、Appleはサプライヤー各社に昨年と同程度の約2億2,000億台のiPhoneを組み立てるよう要請している、とBloombergが伝えています。
 
スマートフォン業界の生産台数予測は今年に入ってから軒並み低下していますが、Appleは比較的裕福な顧客層と、ソフトウェアとサービスエコシステムのハードウェア売上の促進に後押しされ、需要が回復することに賭けている、と事情に詳しい関係者は述べています。

スマホ市場は鈍化傾向に

過去数十年で最悪のインフレ、ウクライナ戦争、サプライチェーンの混乱などが2022年の売上を圧迫する恐れがあり、Strategy Analyticsは、今年のスマートフォン全体の出荷台数は2%縮小すると予測しています。TrendForceもここ数週間、通年の生産台数予測を2度引き下げています。
 
スマートフォン市場全体は、第1四半期に出荷台数が11%減少し、Apple、Samsungに次ぐ世界第3位のスマホメーカーのXiaomiは今月、初の四半期収益減少を記録しています。
 
 
Source:Bloomberg via MacRumors
Photo:Apple
(lexi)


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