「資本主義を倒せ」中国上海のMacBook Pro工場で暴動が発生

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中国の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるロックダウンが続き、MacBook Proを生産する工場の封鎖が解かれないことに対して、従業員が暴動を起こしました。

5月に入って二度目

問題となった暴動は、AppleのサプライヤーであるQuantaの上海工場で起きたもので、5月上旬に続いて二度目の発生となりました。QuantaはMacBook
 
工場はMacBook Proの生産を請け負っており、ロックダウンが続き働くことのできない従業員が政府当局と衝突したものと考えられています。本来であれば、ロックダウンは4月中旬に終了するはずでした。すでに稼働を再開したとの報道もありますが、ロックダウン以前の規模で工場を稼働させるには至っていないのかもしれません。
 
また、上海工場ではなく中国南西部の重慶工場での生産開始を検討していることとも関係している可能性があります。

過去にはインドの工場でも暴動

現地メディアによると、暴動を起こした従業員らは「資本主義を倒せ」「台湾に戻れ」などのスローガンを掲げ、数百人ほどが幹部や専門職が住む寮に押し入ったそうです(Quantaは台湾企業です)。
 
ちなみに、Appleのサプライヤー工場での暴動は、インドでも劣悪な労働環境の改善を求めた従業員らによって2020年に発生しています。この時は100名以上が逮捕されました。
 
 
Source:AppleInsider,中時新聞網
(kihachi)


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