長時間の使用でも負担が少なく、耳に優しい骨伝導イヤホン。周りの音が聞こえやすいので、散歩中に気づいたら車が迫っていてヒヤッとしたり、車内アナウンスを聞き逃して乗り過ごしてしまったり…なんていう心配もないので、まさに日常使いにぴったりなサウンドデバイスです。
6月3日より発売のikko audio(アイコーオーディオ)の新製品「ikko BREEZY ITG01」(予想実勢価格:1万3900円)もそんな骨伝導イヤホンのひとつなのですが、じつは骨伝導の密かな欠点を補う、ユニークな機能を備えています。
耳を塞がずストレスフリーで使えるのが骨伝導イヤホンのメリットの1つですが、実は骨伝導では音が通りにくくなるニガテな周波数があり、楽曲の魅力を最大限に引き出すという側面においては少々心もとない部分がありました。
この問題を解決してくれるのが「ITG01」。このイヤホンではすべての周波数帯の音を余すことなくユーザーの耳に届けるために、ひとつのドライバーで空気の振動で音を伝える気導音と、骨への振動で音を伝える骨導音の両方を鳴らせるようになっています。
筐体内のドライバーから出た音は弾性シートとパネルに伝わり、特に低音域をしっかりと伝達。さらにホール上の形状になった筐体内で音を反射拡散、出口に向かって方向性を持たせることによって中高音域の指向性伝達を実現。独自の指向性スピーカーが、骨伝導技術のニガテな部分を上手にフォローしてくれるという仕組みです。
デザインは一般的な骨伝導イヤホンと同じく、頭の後ろから左右の耳に引っかけて使うネックバンドタイプ。デバイスとの接続はワイヤレスで行い、ワイヤレス規格は最新Bluetooth5.3に対応。特に40msの低遅延を実現した“ゲームモード”は、オンラインゲームを楽しむ人はもちろん、アニメなどの動画を楽しむ人にも歓迎されそう。IPX6の防水機能搭載で、アウトドアやランニング、スタジオでのワークアウトでも余裕で使えます。
気になるバッテリーの持ちは最長6.5時間。待機時間も30時間と長いので、ビジネスシーンで大事な電話を逃すこともありません。本体の充電は同梱の専用充電ドックで行いますが、面白いことにこのドックには350mAのバッテリーを内蔵、ドック併用で合計16.5時間もの長時間使用が可能。特に長時間の使用が想定されるような場合は、イヤホン本体と一緒にドックを携帯しておけば安心できそう。
ただこの構造を考えると、多少の音漏れがあるのは致し方ないところかもしれません。屋外でのランニングや在宅リモートワークなどでは問題ありませんが、静かなオフィスや公共交通機関など、音漏れの気になる場所での使用を考えている方はご注意を。
>> ikko audio
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/454038/
- Source:&GP
- Author:&GP
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