識者が本気でレコメンド!スニーカーショップSNAP【2022SS新作フットウエア完全ガイド】

【2022SS新作フットウエア完全ガイド】

スニーカーを格好良く履きこなしたければ、その道のプロに教わるのが一番の近道。スニーカー好きにはお馴染みの4ショップが提案する“今旬モデル”の履きこなし術を、ぜひ参考にしていただきたい。

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【ミタスニーカーズ mita sneakers】

■中間色でクリーンにまとめつつコンフォータブル感を際立たす

On
「CLOUDMONSTER」(1万8480円)

最大クッショニングを誇る次世代ハイパフォーマンスモデル。高機能ながらリサイクル素材によりサステナビリティをも実現しています(プレス 草ヶ谷さん)

足元は、特許技術であるクラウドテックソールを搭載した「クラウドモンスター」。タウンユースにおけるコンフォート性をさらに引き出すべくスウェットパンツと合わせて、春夏らしくリラックス感のある着こなしが完成した。

▲プレス 草ヶ谷駿さん スロウチソックス4400円(ミタスニーカーズ)、その他私物

 

▼ウチ的定番ブランドのイチオシ

PUMA
「SUEDE VTG GTX“GORE-TEX”」(1万6500円)

もはや説明不要のゴアテックスを搭載しなが ら、シュータン、フォームストリップにも防水加工を施すことで耐候性を極めた逸足です(草ヶ谷さん)

コートシューズの代表作「プーマ スウェード」。旧ユーゴスラビア生産期のディテールを忠実に再現しつつ、全天候対応にアップデート。7ホールや小さめのトゥボックスといっ たオリジナルに近づけたシルエットにも注目だ。

 

▼今季のウチ的スニーカー傾向

防水性や耐久性などの実用的な機能性を兼備したトレイルモデルや、研ぎ澄まされた機能美と各メーカーが考案する独創的なスニーカーテクノロジーを搭載した最新ランニングモデル。これらを筆頭に、新たな流れの到来を感じています(草ヶ谷さん)

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【ビリーズ BILLY'S】

■ゆったりデニムセットアップに ライムグリーンの挿し色が映える

PUMA
「ARIZONA OG」(1万3200円)

1970年代のアーカイブから初復刻! タイムレスな魅力を放つデザインとプレミアムスエードによる品質の高さが大人の足元に最適(ショップマネージャー 榊原さん)

シューズのライムグリーンを挿し色 に、オンス軽めのデニムを上下で合わせたユルめのセットアップスタイル。クラシカルなシューズも、サイズ感やパンツの丈感など見せ方にこだわることで新鮮な印象を与えるという好例だ。

▲ショップマネージャー 榊原諒さん アウター4万4000円、ボトムス4万1800円/ともにヤンマッケンハウアー、インナー4290円/シェルテック(すべてビリーズ)、その他私物

 

▼ウチ的定番ブランドのイチオシ

VANS VAULT
「OG AUTHENTIC LX」(8800円)

創業初期のアッパーパターンとラストを採用し、ソールのラバーテープの形状や光沢感などなど、当時を知る世代にはたまらないはず!(榊原さん)

音楽、アート、スポーツなどから新たなエッセンスを取り入れ、よりファッション性に特化したプレミアムラインから。名作「オーセンティック」をメイド・イン・USA時代のディテールで復刻させた、こだわりの光る一足。

 

▼今季のウチ的スニーカー傾向

“よりクラシックかつシンプルなデザイン”がファッションにも取り入れやすく、トレンド傾向にあるように感じます。また、オンやホカなど、スタイリッシュな デザインと優れた履き心地を両立させた シューズブランドにも注目です(榊原さん)

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【OSHMAN'S】

■着こなしにおけるテーマは“アウトドアでの自己の解放”

HOKA
「HOPARA」(1万6500円)

ボリューミーなフォルムは車で例えるならジープ。まさにギア! 柔らかくマシュマロ感覚 のクッショニングも一度履けば病みつきです(トレーニング事業部 MD マネージャー 坂下さん)

水陸両用でレジャーにも最適なホカのサンダルを、アースカラーを基調としたアメカジコーデにセット。デッキパンツで愛らしさを印象付けつつミリタリー要素も取り入れることで、男の遊び心やアクティブムードをも演出。

▲トレーニング事業部 MD マネージャー 坂下宏文さん トップス4620円、ボトムス1万1990円/(ともにオッシュマンズ レーベル)、その他私物

 

▼ウチ的定番ブランドのイチオシ

On
「Cloud 5 WP」(1万7380円)

あって、持ってて、履いててという“よかった”の三拍子が揃ったユーティリティープレーヤーが足元にいる感覚ですね、まさに(坂下さん)

アイコン的存在「クラウドWP」が待望のアップデート。防水仕様はそのまま、ミッドソールを構築して歩行時の安定感を大幅に向上。さ らにアウトソールの設置面積を広げると同時に足形も広げたことで、日本人の足にマッチ。

 

▼今季のウチ的スニーカー傾向

ひと昔前のデザイン重視から機能性重視へと変わる動きが加速化。さらにシーンやスタイリングを問わない“汎用性”が求められており、人々の生活から生まれたニーズをカタチにするイノベーションが、今後の鍵を握ると思われます。(坂下さん)

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【atmos】

■都会的なモノトーンコーデにパッチワークが遊び心をプラス

一見シンプルに見えますが、異素材を用いたパッチワークにより再構築されたアッパーが、男心をくすぐるトリプルコラボモデルです(プレス 福田さん)

adidas Originals × atmos
「SUPERSTAR atmos SH“RECOUTURE”」(1万4300円)

全体をモノトーンでまとめつつ、ペイズリーパッチワークのパンツとクラフトマンシップ溢れるパッチワークのスニーカーを同期。ストリートスタイル伝統の“挟み込み”で、スタイリッシュな着こなしにちょっとした遊び心を添えた。

▲プレス 福田千暁さん トップス2万4200円/ホワイトマウンテニアリング、ボトムス1万3200円/アトモス(ともにアトモスカスタマー)、その他私物

 

▼ウチ的定番ブランドのイチオシ

New Balance × atmos
「M2002RAT “Shibuya Rats”」(1万9800円)

派手になりがちなアニマルモチーフですが、水色やシルバーブルーのアクセントを効かせることで、洗練された雰囲気に仕上がりました(福田さん)

人気急上昇中の「2002」をベースと製作された別注モデル。渋谷の街を駆ける“ネズミ”をテーマに、全体のカラーリングをグレーで統一。さらに足跡状のエンボスや毛並み風のファーが トゥ部分に落とし込まれた意欲作だ。

 

▼今季のウチ的スニーカー傾向

ファッションアイテムとして注目されていたニューバランスが、アジア生産の『M2002R』を契機に、若年層に刺さってきている印象。コスパはもちろん、リリースタイミングも絶妙で、選択肢として確立された感がありますね(福田さん)

 

>> 特集【2022SS新作フットウエア完全ガイド】

※2022年5月6日発売「GoodsPress」6月号102-103ページの記事をもとに構成しています

<撮影/大村聡志、河野優太 取材・文/NOHOHON PRODUCTION>

 

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