欧州連合(EU)加盟国の代表者は現地時間2022年6月7日、スマートフォン、タブレットなどの電子機器の充電端子統一について、話し合いを行うとReutersが報じています。
6月7日に決議する可能性
充電端子統一の案が最初に欧州議会によって提案されたのは、10年以上も前のことです。
6月7日に行われる、EUによる立法に関する意見交換の会合は2回目となり、おそらく最終のものになる見通しで、関係者はReutersに対し、決議に向けて強力な働きかけが行われる可能性が高いと語っています。
ワイヤレス規格の統一も視野に
欧州の立法関係者は、ワイヤレス充電システムについても、2025年までに規格を統一したいと考えているようですが、欧州連合加盟国と欧州委員会は技術的な理由から、ワイヤレス規格統一にはもう少し時間が必要だと見ている模様です。
現在論議されている充電端子統一においては、Apple Watchなどに用いられているワイヤレス充電は対象外となっています。
Appleは当初充電端子統一に反対していたが…
Appleは当初、充電端子統一案、すなわち現在iPhoneやiPadで採用しているLightning端子を廃止することに反対していました。
しかし最近になってその姿勢が変化しています。AppleはiPhone15シリーズにおいて、USB-C端子の採用をテストしているとBloombergのマーク・ガーマン記者が伝えました。
アナリストのミンチー・クオ氏も、Appleがアクセサリー類のLightning端子をUSB-Cに変更していると報告しています。
Source:Reuters via 9to5Mac
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-459855/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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