リモートワークをより快適に! ゲーミングチェアの選び方を解説

新型コロナウイルスの拡大をきっかけに、一般的になったリモートワーク。ニューノーマルという言葉も生まれ、リモートワークの回数制限を撤廃する企業も出てきています。

そこで重要になってくるのが、自宅での仕事環境。とくに、チェア(椅子)は腰痛や肩こりの原因にもなるため、自分の体型や部屋の雰囲気に合ったものにしたいと思っている人は少なくないでしょう。

今回は、リモートワークでの需要増加に合わせて製品ラインナップが拡充しているゲーミングチェアについて解説します。名前こそ「ゲーミング」ですが、日常業務に使用できるチェアがたくさんあります。

ゲーミングチェアとは

ゲーミングチェアの正確な定義はありませんが、「快適にゲームをプレイでき、長時間プレイでも疲れにくい」といったイメージで製品化されているものと思えば大きな違いはありません。

「長時間快適にゲームができる=座っていても疲れにくく、各種作業も快適にできる」であるため、リモートワーク用のアイテムとして導入する人もいます。今では各社からさまざまなゲーミングチェアが登場しており、色やデザインの選択肢も豊富です。

いわゆるオフィスチェアと比較して特徴的な点は、

大きなバックレスト(背もたれ部)
ヘッドレスト付属
大きなリクライニング角度
バケットシート風デザイン

などが挙げられます。

ここからはゲーミングチェア選びにおいて、キーとなるポイントを挙げて解説します。

体型に合ったゲーミングチェアを選ぶ

同じチェアに座っていても、腰痛や肩こりが出る人と出ない人がいることがあります。座り方の問題もありますが、そもそも自分の体型にチェアが合っていないという可能性は無視できません。

リモートワーク用にゲーミングチェアを導入するとはいえ、オフタイムも同じチェアで過ごすことを考えると、この点は重要です。ですので、購入前には座り心地を確かめるのがおすすめ。

現在は大型家電量販店やロードサイドの家具店などでもゲーミングチェアのコーナーができているので、比較的手軽に確認することができます。

また、小柄な体型や女性向けに開発された製品も出てきています。AKRacingのPINONは、適正身長を145cm〜165cmに設定して新たに設計された小型のゲーミングチェア。小型化されているとはいえ、人間工学に基づいたシートデザインをはじめ、体圧分散構造のクッションや最大角度150°のリクライニング機能を搭載しています。

カラー展開は、ブラックに加えてピンクやホワイトを用意。大きく無骨なゲーミングチェアを自宅に置きたくない人は検討の余地ありのデザインになってます。

ニトリやIKEAも参入、実店舗で試せる

ゲーミングチェアは高いのでは? と想像している人もいるかもしれません。高価な製品もありますが、予算は4~5万円あれば、選択肢が豊富になります。

アマゾンや楽天ではタイムセールやシーズンセールを定期的におこなっており、セールでゲーミングチェアが対象になることもしばしば。急ぎでなければこまめに価格をチェックして、タイミングを合わせることで安く購入できるチャンスもあります。

また、全国にリアル店舗を持つニトリやIKEAもゲーミングチェアを販売しています。こうした店舗では、実際に色やデザイン、座り心地を確かめてから購入することができます。

価格帯は安いものは1万円以下からあり、予算に応じて比較検討ができるのもいい点です。安価な製品には省かれている機能もありますが、実際に目で見て、座ってみて必要な機能を絞り込むこともできます。

座椅子型のゲーミングチェアも

一般的にゲーミングチェアというと、いわゆるデスクに合わせるチェアがほとんどですが、なかには和室や低いテーブルなどに合わせられるデザインのチェアもあります。座椅子型のゲーミングチェアがこれに相当します。

具体的には、一般的なゲーミングチェアの脚やキャスターの部分がなくなり、回転できるテーブルが底面に設置されているスタイルのゲーミングチェアです。仕事部屋の関係でデスクを置けない人や、低いテーブルで業務をする人におすすめです。

先に挙げたゲーミングチェアの特徴を網羅しており、座椅子型だからといって劣るというようなことがない製品が多くあります。また、「座椅子」の言葉から和風なイメージが浮かびますが、デザインやカラーもゲーミングチェアと似たものがほとんど。フローリングの部屋にもマッチします。

リモートワークでは自宅のチェアに座っている時間が増える傾向にありますが、座り心地が悪く体型に合っていないチェアに座り続けると、肩こりや腰痛、頭痛などの原因になり、業務パフォーマンスにも影響が出るでしょう。

今回紹介したポイントを中心に自分の環境にあったゲーミングチェア選びをして、より快適なリモートワークを実現してみてはいかがでしょうか。

(文・辻英之)


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