2021年度国内個人向けPC出荷、Appleがシェア4位から3位に

Apple Mac
 
MM総研は、2021年度(2021年4月〜2022年3月)の国内パソコン出荷台数の調査結果を発表しました。GIGAスクール構想やコロナ禍による在宅特需で出荷台数が伸びた2020年度の反動減により、出荷台数が33%減少しています。Macは出荷台数を伸ばし、個人向けでシェアを伸ばしています。

GIGAスクール、在宅ニーズの反動で大幅減

MM総研が6月2日に発表した「2021年度通期 国内パソコン出荷台数調査」によると、2021年度の国内パソコン出荷台数1158.3万台で、前年度の1728.3万台から33%減少しました。
 
2020年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う在宅勤務、在宅学習による個人需要、学校で1人1台のデバイスを配備するGIGAスクール構想による法人需要が拡大して1995年の調査開始以来最高の出荷台数を記録しましたが、2021年度は反動減となりました。
 
出荷金額は、低価格ノートパソコンの出荷増加により、前年度比22%減の1兆912億円でした。出荷平均単価は94,207円で、2020年度の81,050円から13,157円上昇しています。

Appleは出荷台数、シェアともプラスに

メーカー別出荷台数シェアでは、NECレノボがトップを守っているものの、シェアは25.1%で前年の36.6%から11.5ポイント減少しています。
 
以下、2位は日本HPの15.9%、3位はDellの14.0%、4位は富士通(FCCL)の13.9%、5位はDynabookの8.0%でした。
 
MM総研「2021年度通期 国内パソコン出荷台数調査」
 
Apple(Mac)のシェアは5.7%で、順位こそ6位で前年と同じですが、シェアは前年の3.7%から2.0ポイント増加しています。出荷台数は2020年度の64.5万台から、2021年度は66.2万台で前年度比102.6%と、各社の出荷台数が減少する中で、Appleは出荷を伸ばしています
 
MM総研「2021年度通期 国内パソコン出荷台数調査」
 

個人向け市場でAppleが4位から3位に躍進

個人向け市場の出荷台数は407.2万台で、前年度比15.5%の減少となりました。
 
メーカー別シェアはNECレノボが23.8%で前年続きトップでした。
 
Appleは2020年度の10.8%から2021年度は13.0%とシェアを拡大、順位を4位から3位に上げています
 
MM総研「2021年度通期 国内パソコン出荷台数調査」
 

法人市場はGIGAスクール特需を除けば前年度比12.1%減

法人市場向けの出荷台数は751.1万台で、前年度比39.7%減となりました。ただし、GIGAスクール構想向けを除いた通常の法人市場は673万台で、前年度比12.1%の減少でした。
 
メーカー別シェアはNECレノボが25.7%で1位を守りましたが、前年度の40.2%から14.5ポイントの減少となりました。2位以下のメーカー別シェア順位に変更はありませんでした。
 
MM総研「2021年度通期 国内パソコン出荷台数調査」
 
国内パソコンの出荷台数推移を、個人向けと法人向けごとにまとめた以下のグラフでみると、2019年度、2020年度に法人向け市場が急伸したほか、2020年度に個人向け市場も伸びていることがわかります。
 
MM総研「2021年度通期 国内パソコン出荷台数調査」
 

2022年度の出荷台数は前年度比1%減

MM総研では、2022年度のパソコン出荷台数は前年度比1%減少し1,147万台と予測しています。個人市場は前年度比2.3%増、法人市場は前年度比2.7%減となる見込みです。
 
世界的な半導体不足、中国でのロックダウンによる部品生産停滞などの影響により、供給が不透明になる可能性があると同社は予測しています。
 
 
Source:MM総研
Photo:Apple
(hato)


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