DNP、“バーチャル秋葉原”と連動する「神田明神CG空間」公開。期間限定で武人画をXR展示

大日本印刷株式会社(以下、DNP)は今年4月、合同会社AKIBA観光協議会と共に、秋葉原エリアのXR化を推進する“バーチャル秋葉原”をオープンしました。

そしてこのたび、神田神社公認のもと「神田明神CG空間」を開発。バーチャル秋葉原と連動するCG空間として公開しています。

DNPの技術で御神殿や境内などを再現

「神田明神CG空間」制作には、DNPが有する立体物をレーザーで計測する技術や高精細撮影技術、複数アングルの撮影画像を統合して3DCGを作成するフォトグラメトリ技術などを活用。

国登録有形文化財である御神殿や境内などの構造・意匠を忠実に再現しています。

神田明神資料館のイベントと連動、第1弾は武人画

「神田明神CG空間」では、神田明神資料館のイベントと連動して所蔵資料を公開。神田明神の歴史や浮世絵などをインターネットを通じて国内外に公開することで、神田明神の歴史と江戸文化の情報を発信するようです。

第1弾として、6月4日(土)~7月10日(日)に神田明神資料館で開催する「こうじょう雅之武人画師10周年記念特別展」の作品の一部をXR展示します。

“覚悟”をテーマに戦国武将などを墨で描く武人画専門絵師 こうじょう雅之氏の力強い作品を鑑賞できるようです。

バーチャル秋葉原とも連動

「神田明神CG空間」は、“バーチャル秋葉原”とも連動。秋葉原エリアと神田明神を基点とした国内外へのコンテンツ発信と、XRを活かした多様なコミュニケーション施策を展開する見込みです。

バーチャル秋葉原は、中央通りの万世橋から明神下交差点までのエリアを中心に再現。VRゴーグルやWebブラウザを通じてアクセスし、ECにつながる店舗での買い物やギャラリーでの鑑賞などさまざまな体験ができます。

また、アニメやマンガのIPの二次創作を可能とするビジネススキームを構築。これにより、クリエイターによって二次創作されたIPの展示販売が可能となります。このコンテンツはNFTで管理され、健全な創作ビジネスの循環を実現するとのことです。

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バーチャル秋葉原

(文・Higuchi)


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