2022年第1四半期(1月〜3月)におけるAppleの完全ワイヤレスイヤホン(TWS)の出荷数は2,170万個で、前年同期比14%増でした。
Appleはシェア31.8%で首位に
調査会社Canalysによると、Appleは2022年第1四半期に、前年同期比14%増の2,170万個の完全ワイヤレスイヤホンを出荷し、首位となる31.8%の市場シェアを獲得しました。
2,170万個中、AirPodsが1,930万個(前年同期比3%増)と圧倒的多数を占めていますが、注目すべきはBeatsです。
Canalysによれば、BeatsはBeats Studio Buds、そして新しいBeats Fit Proが好調で、前年同期比で553%も出荷数を増やし、240万個に達したとのことです。
サブブランドが人気
CanalysはBeatsの人気について「サブブランド製品はベンダーのコアのデザインや哲学から離れ、独自のスタイルを生み出しニッチ市場を開拓することができる」とし、またサブブランドゆえに多様なオプションが用意され(他ブランドとのコラボなど)、パーソナライズできる場合も多いと解説しています。
Samsungの場合も、メインブランドであるGalaxy Budsシリーズの出荷数は前年同期比で13%減となった一方、傘下のHarmanのサブブランドであるJBLによる完全ワイヤレスイヤホンの出荷台数は31%も増えているとのことです。
平均販売価格は値下がり傾向
Canalysは、2022年第1四半期における、トップ5ベンダーの完全ワイヤレスイヤホンの平均販売価格(ASP)は、2021年第1四半期の153ドルから144ドルへ下がったと見積もっています。
出荷数で4位と5位のSkullcandyとEdifierの主力製品は50ドルの価格帯であり、これらブランドの人気が平均販売価格を引き下げているとのことです。
Source:Canalys via 9to5Mac
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-460467/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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