【watchOS9】他社アプリでも共有シートが使える、LINE電話に直接出られる

watchOS9
 
Appleは次期OSであるwatchOS9において新しいAPIを追加しました。これにより、他社製アプリでも共有シートが利用でき、VoIPをネイティブに統合可能となります。

共有シート

共有シートとは、共有ボタン(四角から上向きの矢印が出ているアイコン)をタップすると表示される画面で、ここからさまざまなアプリやオプション機能と連携し、情報の整理や他ユーザーとの共有を行うことができます。
 
iOSではおなじみの機能ですが、watchOSには存在しませんでした。
 
Appleは昨年のwatchOS8において、「写真」「ミュージック」などの自社アプリでは、共有シートが使えるようにしています。
 
そしてwatchOS9では、開発者も新APIを使い、自分が開発したApple Watch用アプリに共有シートを実装できるようになります。

フォトピッカー

wathOS9では、フォトピッカーAPIも提供されます。これにより、たとえばLINEなどのアプリが、Apple Watchから直接写真を送信するボタンを実装可能となります。

CallKit API

CallKitとはiOS10で追加された拡張機能で、これによりiOSのVoIP機能にアプリが直接アクセスすることができます。このCallKitがwatchOS9にも追加されます。
 
たとえばiPhoneにLINE電話がかかってきた時、ロック画面に通知が出たり、アプリを開かなくてもロック画面から直接電話に出たりすることができるのは、このCallKitのおかげです。
 
watchOS9ではCallKitが導入されるので、Apple Watchでも同じようにサードパーティーアプリの電話に出られるようになります。

 
 
Source:9to5Mac
(lunatic)


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