【夏の流行モノ指名買いリスト】
いよいよ夏到来。例年通りと予想される猛暑対策も重要だが、その前に避けては通れないのが、梅雨&ゲリラ豪雨からの防水対策。そこでまずは、アウトドアに精通したスタイリスト が選んだ“タウン&フィールドで使える”最新防水対策アイテムをご覧あれ!
スタイリスト 山田昭一さん
アウトドアの魅力を幅広い世代に伝えるスポークスマンとして雑誌や 広告、動画コンテンツなどでも引っ張りだこ。アウトドア歴19 年
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夏防水対策を念頭に置いときに“防水性”と同比重で重要視されるのが“軽快さ”である。アクティブな機運高まる薄着の季節だけあって、雨がしのげるのは当然ながら、その上で快適に過ごせるかどうかは大事。主役となるウエアでは、着用時の肌触りやシルエットなどのコンフォータブル性を意識し、バッグでは軽くコンパクトでありながらも十分な収納力を備えているかがセレクト基準に。
続いてはシューズ。ポイントはタウンユースにも使えるデザインかどうか。こちらも防水機能は必須だが、シーンを選ばず活躍するワントーンモデルなら、大人の足元に合わせてもハズすことはないだろう。
そして残るはギア。ここでは海や川といった夏のアクティビティに特化した機能性を備えたアイテムに注視。男心をくすぐるタフなルックスのモノを選べば、これから迎える夏への準備も万端だ。
【ウェア&バッグ編】
1. ザックリ羽織れて大人のリラックス感も演出
F/CE.
「ウォータープルーフ ラップ コート」(5万9400円)
今時感のあるオーバーサイズシルエットで、タウンユースにも馴染む感度の高い一着。オールシームテープ設計を施したこだわりの作りは、悪天候下において活躍間違いなし!(山田さん)
ストレッチ性・高耐水圧性・高防風性などの機能を備えたナイロン生地を採用し、オーバーサイズ&ボックスシルエットに仕上げた本作は、柔らかくリラックスした着心地も特徴。
2. 天候に左右されず高いパフォーマンスを発揮
SHIMANO
「ゴアテックス プロ アングラーズシェル ジャケット」(8万2500円)
着用時の立体的なシルエットにもこだわり裁断パターンを追求。 袖口のクロロプレン素材による吸水感軽減や、塩噛みしにくい止水ビスロンファスナーなど、細部まで本格志向の一着です(山田さん)
ゴアテックスプロストレッチテクノロジーを全面採用。優れた耐久性とストレッチ性による動きやすさを実現。さらには摩耗にも高い耐久性を発揮し、過酷なアウトドアアクティビティにもうってつけ。
3. 定番ミリタリーパンツをゴアテックス仕様に
Marmot × BEAMS
「ゴアテックス M-65 フィールドパンツ」(2万8600円)
ミルスペックのディテールを落とし込みながら、ファッションアイテムとして楽しめる一本。オーバーサイズでルーズに履きこなせるため、たとえ濡れても不快感はありません(山田さん)
アメリカ軍のM-65型フィールドパンツを元に、携帯性にも優れた防水透湿素材・ゴアテックスパックライトで製作。快適に着用できるよう随所になされたアップデートも見所だ。
4. 荷室を分散させることにより外も内も、中身は濡れ知らず
master-piece
「フェイス フロントパック No.02870」(1万4850円)
高い防水性と耐水性を兼ね備えながら、洗練されたルックスでアウトドアに適したフロントバッグ。メインポケット部分には500mlのペットボトルが収まるなど収納力も抜群(山田さん)
3層構造の本体素材は、中層にサンドされた特殊微多孔質膜フィルムが高い耐水性と丈夫さ、軽量さを兼備。フロントポケット感覚で使用できるよう、身体に沿った形状にデザインされている。
5. 無縫製ウェルダー溶着で完全防水を実現
and wander
「ウォータープルーフ デイパック」(2万9700円)
無縫製ウェルダー溶着という特殊な加工が施された完全防水のデイパック。雨による浸水にナイーブなPCやガジェット系の小物だって、このデイパックなら持ち運びも安心&問題なし(山田さん)
何より驚きは420DナイロンのTPUコーティング素材×無縫製により得られた軽量性。内側に着脱自在な保護バッグを内蔵し、PCや電子機器なども厳重にガードしてパッキング可能だ。
6. 左利きも右利きも使いやすく 日本伝統の風呂敷をアレンジ
LIVERAL
「ニジ」(7590円)
日本の風呂敷包みから着想を得たというルックスが個性的。 利き腕に関係なく使え、 幅広いシーンでユーティリティに活躍します。またコンパクトに持ち運 びできる点も嬉しい限り(山田さん)
ショルダーやトート、畳んでエコバックと幅広く活躍する汎用性の高いデザインでありながら、軽く柔らかく強度や対摩擦性も高い、傘いらずの完全防水生地を採用というギャップも魅力。
7. たとえ濡れても足先はガードして不快感ゼロ
モンベル
「ゴアテックス オールラウンド ソックス」(7590円)
通常のソックスを履いた上から着用するので、より足先の防水性を高めることが可能。アウトドアシーンでシューズの中が浸水した際に感じる、あの不快感ともこれでサヨナラ(山田さん)
全面に防水透湿性素材を使用し、縫い目にシームテープ処理を施すことで高い防水性と蒸れ知らずの履き心地を約束するオーバーソックス。立体パターンも快適な装着感の理由。
【シューズ&ギア編】
8. 名作モデルに防水性を加え、全天候型にアップグレード
MERRELL
「ジャングルモック 2.0 ニット ウォータープルーフ」(1万4080円)
軽量性と通気性を実現するニットアッパーにより、防水性は備えながらも長距離のウォーキングでも快適さは損なわずにキープ。その履き心地は一度体験したらやみつきに!(山田さん)
ビブラムアウトソールを採用した名作「ジャングル モック」の第二世代モデルが、透湿防水メンブレン搭載で雨の日でも気兼ねなく履けるように。ABCマート及び同社オンラインでの限定販売品。
9. 都会的なトーナルカラーとゴアテックスの鉄板コンビ
inov-8
「フライロック345 GTX CD UNI V2」(2万4200円)
ローカット&広幅設計で履き心地を追求しているため、キャンプやトレランなど、様々なアウトドアアクティビティに活躍必至。男心をくすぐるミリタリーライクな見た目もアリ(山田さん)
ゴアテックス搭載で片足350g以下という軽さから“岩を跳ぶように走る”というイメージをその名に冠した名作の復刻版。コーデュラナイロンのアッパーで快適性と耐久性も向上させている。
10. 人気の「パンチ」にこれでもかと防水機能を過積載
PATRICK
「パンチ ウォータープルーフ」(2万3100円)
防水機能を持ったスニーカーの多くがギア感を前面に押し出しがちですが、このシンプルさと都会的なスタイルにもマッチする汎用性は大きな強み。大人世代の足元にオススメ(山田さん)
防水機能を有したレザーとライニング素材の間に透湿性防水生地をサンド。さらに本体とソールの間にも透湿性防水フィルムを貼り、各パーツの縫製には撥水糸を使用するなど防水性を追求。
11. 防水ケースのおかげで濡れたままバッグにイン
MOTTERU
「ITSUMOスリムボトル 折りたたみ傘 LIGHT(晴雨兼用)」(3630円)
傘の先端が平らになっているので自立し、床に立てて置くことも可能。ケースに入れることで濡れたままバッグに収納できるという画期的アイデアにより、スマートなライフスタイルを実現します(山田さん)
握りやすさを追求したハンドルと付属のケースにスッキリと納まる実用的設計で、本体込み約180gという軽さも驚愕。またケース内に溜まった水も、漏れ防止キャップのおかげでバッグに入れても安心。
12. ウルトラクリアな視認性でタッチ操作も快適
SEALLINE
「E-ケース」(L:3520円/XL:3960円)
開口部にシールロッククロージャーのジッパーを使用しているので、電子系の小物など絶対濡らしたくないアイテムは、コレにまとめればOK。海や川のアクティビティにぜひ!(山田さん)
開口部には防水のシールロッククロージャ―のジッパーを使用し、ウインドウ部は環境に優しいPVCフリー素材。しなやかな触感でタッチスクリーン、カメラ、音声機能をフルに活用可能だ。
13. 水に浮くフロート素材は海や川に落ちても安心
Pelican
「マリン ウォータープルーフ フローティング ポーチ」(3520円)
とにかくタフなスペックを追求する人に人気のペリカンから。首から下げて携帯できるネックストラップ付きなので、アクティブな シーンでも文字通り肌身離 さず携帯できます(山田さん)
水深1mで60分間水没させても問題なしの防水・防塵最高規格IP68を取得。水に浮くフロート素材をボディに採用し、落下や紛失を防ぐネックストラップも相まって二重マルの安心設計。
14. 雨中や砂場などでも活躍するアウトドア仕様のタフネス
Goal Zero
「ベンチャー35 パワーバンク」(1万780円)
キャンパーには馴染み深いゴールゼロが放つアウトドア向けのモバイルバッテリーがコチラ。明るさ50ルーメンの懐中電灯も搭載しているので、防災用に備えておくのもアリ!(山田さん)
ラバーガードを装着した頑丈なアルミ合金製の本体は、手の平サイズながら9600mAhのLG製リチウム・バッテリーを搭載。USB Type-C入出力ポートを1基、USB Type-A出力ポートを2基備えている。
15. ワイヤレスの気軽さを完全防水でさらに強化
JBL
「エンデュランスピークII」(1万800円)
完全防水仕様のワイヤレスイヤホンの中でも、耐久性が高くランニングなどのアクティビティでもガシガシ使えるのが本作です。水で丸洗いできるので、常に清潔さもキープ(山田さん)
しなやかな素材と人間工学に基づくデザインが実現させたイヤーフックタイプの完全ワイヤレスイヤホン。激しい動きでも外れにくく、運動時や雨の日の着用にも最適。バッテリーの最大再生時間は約30時間。
※2022年6月6日発売「GoodsPress」7月号44-47ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/TOMMY>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/458259/
- Source:&GP
- Author:&GP
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