ArtX株式会社は、ギャラリーのための管理用クラウドサービス「ArtXCloud(アートエックスクラウド)」をリリースしました。
各種管理業務をDX
「ArtXCloud」は、アートギャラリーの運営上必要となる機能を提供するプラットフォームです。
作品管理では、作品の写真・サイズ・アーティスト・在庫・コンディションなどを登録。検索およびソート機能で各作品の情報をすぐに確認できます。
顧客管理では、顧客が作品を購入すると顧客・作品・アーティストがひも付いた取引履歴が作成されるようです。なお、タグ付けによるターゲット顧客絞り込みも可能。
また、ギャラリー運営に関わる制作・仕入・受託・委託・売却などの取引も一元管理し、在庫管理と連動して業務効率化を実現。ギャラリーやアーティストの売上をグラフ化することもできます。
業務効率化と収益化を支援
「ArtXCloud」では、これまで手作業でおこなっていた帳票(発注書・請求書など)や作品保証書、作品梱包の際に貼る作品ラベル、DM送付時に使用する顧客の宛先ラベルをワンクリックで印刷可能。効率的なデータ連動で正確かつスピーディに実行します。
また、登録した顧客がArtXCloudユーザーであれば、リアルタイムにメッセージをやり取り可能。メッセージの一斉送信もできるようです。ArtXCloudユーザーでない顧客とはメールでのやり取りとなります。
このほか、ギャラリー側でカスタマイズ可能な機能やイベント情報登録機能、中国語対応など、業務効率化と収益化に役立ちそうな機能が魅力です。
オンラインストアなどを開発中
現在、登録された作品をワンクリックで出品できるオンラインストアを開発中。ここでの売却もクラウド上の在庫に反映されるため、オンライン・オフラインでの在庫にズレが生じることはないといいます。
このほか、アートフェアとギャラリーごとのイベント情報を場所・時期で検索できるなど顧客向けの便利機能や、配送業務効率化などギャラリー向けの機能を展開予定とのことです。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/180948
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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