DNP、札幌市北3条広場と連動するVR空間でフラワーカーペット公開。観光動画なども配信

大日本印刷株式会社（以下、DNP）は、札幌市公認のバーチャル空間「PARALLEL SAPPORO KITA3JO」にて、サッポロフラワーカーペット実行委員会が主催する「SAPPOROフラワーカーペット」を開催します。

フラワーカーペットや動画で街の魅力を発信

「PARALLEL SAPPORO KITA3JO」は、リアルな札幌市北3条広場と連動するバーチャル空間。今回は、札幌市制100周年事業の一環として6月24日（金）～22年3月末の期間で「SAPPOROフラワーカーペット」を開催します。

多様なフラワーカーペットのほか、周年事業のメインビジュアルや札幌市の観光動画なども配信。世界中からアクセスできるバーチャル空間より札幌市の魅力を発信し、多様な交流の創造にもつなげたいとしています。

実際にアクセスしてみると、札幌の都市と自然の魅力をデザインしたというフラワーカーペットが目の前に。スロープに上ると普段見られない高い位置からフラワーカーペットを眺められます。広場の両サイドに看板のように設置されたフラワーカーペットもありました。

広場には、北海道の魅力を伝える動画も。雪景色や温泉、グルメ、イルミネーションなどをまとめて見られました。

ここでは、同時参加しているユーザー同士が音声で会話を楽しんだり、写真撮影をしてSNSなどで共有したりもできるようです。

「PARALLEL SAPPORO KITA3JO」は、DNPと札幌駅前通まちづくり株式会社が連携して構築し、2021年4月26日にオープンしました。

ユーザーは、アバターとなって自由に空間内を散策可能。アクセスできる空間には、ほかのユーザーと同じ空間に入場する「PUBLIC」と、一人もしくは特定の人と入場する「PRIVATE」があります。

このバーチャル空間は、リアルと並列（パラレル）したXR空間を構築するDNPのXRロケーションシステム「PARALLEL SITE」を活用して開発されました。同システムを活用したバーチャル空間として、「渋谷区立宮下公園 Powered by PARALLEL SITE」も公開しています。

（文・Higuchi）

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