アプリで明るさや向きを調節できるスマート照明に新モデル。美術館の光演出を自宅にも

IoT照明器具「SALIOT(サリオ)」シリーズを展開するミネベアミツミ株式会社は、「SALIOTムービングスポットライト」の新モデルを発売。

SALIOTシリーズは主に、美術館やショールームなどで美しい光空間を演出してきましたが、今回のモデルは自宅や小規模店舗といった天井高2.4~2.8mの空間向けの製品となっています。

アプリの便利機能で簡単に光空間を演出

同製品は、専用アプリで明るさや光の向きを調整できるスマートライト。アプリ操作で左右0~180°、上下-90~90°の範囲まで動きます。

アプリには、照明の状態を記憶して調整を簡単にする“シーン機能”を搭載。また、スケジュールに合わせて自動で光を変化させる“タイマー機能”も便利そうです。

なお、なめらかに動く静音設計で、調整時の音は気にならないといいます。

取り付け簡単、配光角調整も

同製品は、取り付けが簡単なのもポイント。JIS規格の配線ダクトがあれば、2本のレバーを回転させるだけですぐに設置できます。重さは約0.8kgのため、片手でも楽に取り扱えるでしょう。

灯具の先端についているダイアルを回せば配光角を16°~28°の範囲で変更可能(アプリ操作は不可)。クリック感のある4段階調整で光の広がりを変え、照らしたいものに最適な光をあてられます。

なお、同製品の光は、太陽光に近い高演色性(Ra97)を持ち、空間や物を美しく照らすとのこと。

スタンド型の「SALIOT pico」も気になる

同製品のほか、「SALIOT pico」もまた自宅や小規模店舗向けのスマートライトです。こちらは、スタンド型のスポットライトで、配線ダクトがない場所でも設置できるのがポイントでしょう。

SALIOT picoもアプリ操作によるオン・オフや方向調整、明るさのシーン保存などが可能。また、時間を指定して徐々に明るさを変化させる“タイマー調光機能”も搭載しています。

SALIOT picoは、高さと灯具の数が異なる3つのバリエーション(16cm・24.5cm・37.8cm)を展開。照らしたいものや置く場所によって最適なものを選ぶといいかもしれません。

PR TIMES(1)(2
「SALIOTムービングスポットライト」
「SALIOT pico」

(文・Higuchi)


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