iPhone13 Pro/Pro Maxは、最大120Hz駆動のProMotionディスプレイをiPhoneとして初めて搭載したものの、期待されていた常時点灯ディスプレイは実現しませんでした。
この理由を、ディスプレイ技術および業界に詳しいDSCCのロス・ヤング氏が、質問に答える形で説明しています。
iPhone14 Proのディスプレイは1Hz〜120Hzの可変に
米メディアMacRumorsのシニア・ニュース・リポーターであるジョー・ロシニョール氏がTwitterでロス・ヤング氏に対し「iPhone13 Proが常時点灯ディスプレイを実現できなかった理由を、技術的観点から教えて頂けませんか?iPhone13 ProはProMotionを採用しています。A16チップにはさらに高い電力効率が期待できるのでしょうか?」と問いかけました。
この質問にヤング氏は、ロシニョール氏の見解が正しいとし、iPhone13 Proシリーズが搭載するディスプレイのリフレッシュレートは10Hz〜120Hzの可変であり、リフレッシュレート10Hzのディスプレイには常時点灯機能をもたせたくなかったためだと答えています。
iPhone14 Proシリーズが搭載するディスプレイのリフレッシュレートは、1Hz〜120Hzの可変になると噂されています。
Right, they don’t want to implement it in a display with 10Hz refresh. 1Hz will be a much more efficient implementation.
— Ross Young (@DSCCRoss) June 27, 2022
1HzリフレッシュレートとA16の組み合わせで実現か
またベースモデルであるiPhone14/14 MaxはiPhone13シリーズと同じA15チップを搭載し、iPhone14 Pro/Pro Maxのみ新しいA16チップを搭載するといわれています。
1Hz~120Hzの可変リフレッシュレートとA16チップの組み合わせが、常時点灯ディスプレイを実現するということなのでしょう。
ヤング氏は以前も、iPhone14 Proシリーズが搭載するディスプレイのリフレッシュレートは、最低1Hzになる可能性があるとコメントしています。
Source:Ross Young/Twitter
Photo:AppleInsider
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-466191/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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