iPad Pro(2024)用OLED製造に向け、Samsungとアルバックが交渉か

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韓国メディアThe Elecが、Samsung Displayは第8.5世代(2,200ミリ x 2,500ミリ)有機EL(OLED)ディスプレイの製造開始に向け、アルバックと真空蒸着装置の購入交渉を開始したと報じました。iPad Pro(2024)には、同ディスプレイが搭載されると噂されています。

2024年にiPad ProとMacBookが搭載と噂

The Elecによれば、Samsung Displayとアルバックはこれまで、業界初となる第8.5世代OLEDディスプレイ製造用垂直型真空蒸着装置を開発してきたとのことです。
 
AppleはiPad ProやMacBookへのOLEDディスプレイ搭載を計画していると噂されており、これら10インチ以上のディスプレイサイズを持つ製品には、第6世代(1,500ミリ x 1,850ミリ)よりも経済性に優れた第8.5世代OLEDディスプレイが採用される見通しです。

提示価格と希望価格に大きな開き

第8.5世代OLEDディスプレイ製造用垂直型真空蒸着装置の価格に関しアルバックは、7,000億ウォン(約734億円)〜8,000億ウォン(約840億円)を提示しているようですが、これは既存の真空蒸着装置の価格である5,000億ウォン(約525億円)よりも40%〜60%高くなっています。
 
対して、Samsung Displayの希望価格は4,000億ウォン(約420億円)と、両社間での隔たりが大きいようです。
 
Samsung Displayは、2022年7月中に第8.5世代OLEDディスプレイへの投資を決定するとみられています。
 
 
Source:The Elec, アルバック
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729)


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