各種デバイスの分解で知られるiFixitが、発売されたばかりのM2チップ搭載13インチMacBook Proを分解したところ、M2チップ以外はM1チップ搭載13インチMacBook Proとほとんど同じであることが判明した、と報告しています。
米メディア9to5Macは「新しいチップを搭載しただけのリサイクルラップトップだ」と言い切っています。
ボトムカバーは同一、刻印も同じ
13インチのM1 MacBook ProとM2 MacBook Proの外観は実質同じなので、AppleがM1 MacBook Proの部品をM2 MacBook Proに流用するのは驚きではないといえます。
しかしiFixitの分解により、ボトムカバーがまったく同一であるばかりか、一部の刻印まで等しいことがわかりました。M1 MacBook Pro、M2 MacBook Proのボトムカバーにはどちらにも同じモデル番号「A2338」と、同一のFCC IDが刻印されています。
流用といえばYouTuberのマーケス・ブラウンリー氏(MKBHD)はM2 MacBook Proのレビュー動画において、M2 MacBook Proが収められた箱はM1 MacBook Proのものと同じで、技術仕様を記したステッカーが貼られていると報告していました。
内部部品もほぼ同じ
M2 MacBook Proが内蔵する部品はほぼM1 MacBook Proと同じで、一部異なる部品があるものの、位置は変わっていない(つまり部品Aを部品Bで置き換えたのみ)とのことです。
M2 MacBook Proではヒートシンクが隅に配置されている点は異なりますが、「部品自体の機能には何の影響もない」と9to5Macは記しています。
両モデルのシステム・オン・チップ(SoC)以外の違いといえば、ルーク・ミアーニ氏らが指摘していたように、M2 MacBook Proの256GBモデルは、256GBのNANDチップを1つしか搭載していないところでしょう。M1 MacBook Proの256GBモデルは128GBのNANDチップを2個搭載しています。
iFixitのM2 MacBook Pro分解動画は以下でご覧ください。
Source:iFixit/YouTube, 9to5Mac, MKBHD/YouTube
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-466612/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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