株式会社デジタルレシピは、自然言語処理モデル「GPT-3」を活用したAIコピーライティングサービス「Catchy(キャッチー)」の提供を6月30日(木)に開始。100カテゴリの文章生成パターンを提供しています。
AIが数秒で複数の文章を提案
「Catchy」は、広告・資料作成・webサイト制作などにおける文章をAIで生成するサービス。数秒で複数の文章を提案可能です。
「広告」「記事作成」「ビジネス戦略」など100のカテゴリに対応し、キャッチコピー(短文)はもちろん、プロダクト名や記事のアイデアなども提案。複数のプロジェクトで利用する場合も、ダッシュボードで各プロジェクトを一元管理可能です。
無料プランはクレジットカード登録なしですぐに利用可能。無制限で使いたい場合は有料プランに登録してもいいでしょう。
100カテゴリの生成パターンに対応
無料登録でも、100カテゴリすべての生成パターンを利用可能。キャッチコピーや商品説明文をはじめ、新規事業アイデアや動画コンテンツのアイデア、ターゲット像の鮮明化、ユーザーレビュー生成など幅広く対応しています。
ほかにも、楽曲のタイトルや自己PR、仕事の悩み相談(相談への回答生成)、気の利いたLINEの返信などユニークな生成パターンもありました。
なお、無料登録では10クレジットが付与され、文章1パターン生成ごとに1クレジットを消費します。
ヒトが書いたものと遜色ない文章を生成する「GPT-3」
同サービスで活用している「GPT-3」は、イーロン・マスク氏ら複数の投資家により設立された米国OpenAI社が開発した高性能な自然言語処理モデル。
ABテストツールVWOが実施した「人 VS GPT-3」のWeb広告パフォーマンステストでは、7戦3勝1敗3引き分けという結果を残しています。しかし、ヒトが書いたものと区別しづらいほどの文章を生成することから、悪用のリスクも懸念しなければならないようです。
OpenAI社は、2020年6月に限られた開発者のみ使える商用APIをリリース。そしてGPT-3の悪用を防止する施策を展開し、安全性が整ったとして2021年11月にGPT-3を開放しました。
PR TIMES
「Catchy」サービスサイト
Techable記事(1)(2)
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/181585
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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