JAフルーツ山梨は、株式会社ソラコムが提供するクラウドカメラサービス「ソラカメ」を活用した農作物の盗難対策を検証します。
農場をリモートからリアルタイムに監視
近年、全国各地で発生している収穫前の農作物の盗難事件。山梨県では、防犯パトロールの経費や防犯カメラの設置費用などを補助する支援制度を設けるなど盗難対策に力を入れています。
そんななかJAフルーツ山梨は、ももやシャインマスカットなどの盗難対策のひとつとして「ソラカメ」を導入。カメラで撮影した農場の様子をリモートからリアルタイムで確認しつつ、夜間の監視パトロールとも連携して盗難防止を強化する構えです。
映像を常時クラウド保存する「ソラカメ」
「ソラカメ」は、24時間撮影した映像を常時クラウドに保存するサービス。万が一、カメラ自体を盗まれても、映像はクラウドに残っています。
撮影映像は、スマートフォンなどからリアルタイムに確認でき、過去の映像確認も可能です。
また、夜間も撮影可能なナイトビジョンや映像内の移動体を検知して通知するモーション検知も搭載。現場の異変をいち早く察知できそうです。
「ソラカメ」のカメラは「ATOM Cam 2」
「ソラカメ」に採用されているカメラは、アトムテック株式会社が提供する「ATOM Cam 2」。
コンパクトな本体に、1080PフルHDの高解像度や高感度CMOSセンサーによるカラーナイトビジョン、エッジAIによる動体検知などを搭載しています。また、屋外で使用できる防水仕様や取り付けが容易なこともポイントでしょう。
「ATOM Cam 2」は21年5月の発売以来、主に一般消費者向けに販売していましたが、「ソラカメ」への採用をきっかけに業務用市場への展開を開始しています。
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「ソラカメ」サービスサイト
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/181747
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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