台湾で、Apple Watchを紛失した呉さんが警察に紛失届け手続きを行った1年後に、それを拾った方から「紛失モードを解除して使えるようにして欲しい」と電話が入った事例が報告されました。
Apple Watchを紛失した後、紛失モードに設定
東森新聞によれば、新北市に住む女性、呉さんが2021年にApple Watchを紛失、すぐに警察署に紛失届を提出しました。
呉さんは警察署に紛失届を提出した後、Apple Watchをオンラインで紛失モードにし、警察の落とし物情報のWebページをこまめに確認していました。
台湾では、誰かが落とし物を拾って警察署に届け出てから半年以内に持ち主が現れない場合、拾った方に返還されます。
1年後に拾った方から「紛失モードを解除して」と電話。電話番号を教えたのは?
呉さんが警察署に届け出てから1年経っても見つかったとの連絡がなかったので諦めていたところ、信じられないような電話を受けました。
それは呉さんのApple Watchを拾った方からのもので、「私の母親があなたのApple Watchを持っており、とても気に入っている。多少のお礼をするから、紛失モードを解除して使えるようにして欲しい」という内容でした。
呉さんの電話番号を拾った方に知らせたのは、警察とのことです。
こうなった理由について呉さんは、「私が紛失届を提出した警察署は腕時計として落とし物データベースに登録したが、私のApple Watchを拾った方が届け出た警察署はスマートウォッチとして登録した。落とし物の内容が一致しないことから、見つかったと通知されなかった」と述べています。
呉さんのApple Watchは紛失してから10日後に、今回電話をかけてきた者によって警察署に届け出が行われたようですが、それから半年たっても持ち主が現れなかったことから、拾った方のものになってしまったようです。
更に警察は、拾った方の申し出に応じて持ち主が呉さんであることを見つけ、呉さんの連絡先と電話番号を拾った方に教えたとのことです。
呉さんは今後について、「私のApple Watchを拾った方は今でもそれを所有しているので、警察による調停を要求する」と述べています。
Source:工商時報
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-467763/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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