愛知県警の捜査車両にAirTagが装着される〜Appleは警察との連携を強化

AirTag
 
愛知県警の捜査車両に、AirTagが取り付けられているのが発見される事件が明らかになりました。反社会的勢力が警察の動向を知るために取り付けた可能性もあるとして捜査を進めています。

警察車両のマフラーにAirTagが発見される

2022年5月に、愛知県警豊田署の来庁者用駐車場に停めていた捜査車両のマフラー部分にAirTagが取り付けられているのを捜査員が発見した、と東海テレビが報じています。
 
警察では、反社会的勢力が取り付けた可能性も含めて経緯を慎重に捜査するとともに、捜査車両に不審物がないかを確認するよう、通達しています。
 
AirTagが装着されていた期間などについては情報が明かされていません。

Apple、悪用対策として警察との連携を強化

2021年春に発売されたAirTagは、iPhoneなどのApple製品とのBluetooth通信を介して、正確な位置情報を把握でき、バッテリー交換なしで約1年間使用できることが評価され、順調に販売を伸ばしており、第2世代モデル開発の可能性も指摘されています。
 
海外では、紛失しかけた荷物や、盗まれた車を取り戻すのに活用された事例が数多く伝えられている一方、ストーキング目的で悪用された事件も報じられています。
 
Appleは2022年2月、AirTagの悪用防止のため、自分以外のApple IDに紐付けられたAirTagが近くにある場合に警告を発するタイミングを早める、警告音を聞き取りやすくする、悪用事件が発生した場合には警察との連携を強化するなどの対応策を発表しています
 

 
 
Source:東海テレビ
(hato)


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