AppleのAR/VRヘッドセットの開発計画とサプライヤーは?クオ氏が予想

Apple MR headset AD 1230
 
アナリストのミンチー・クオ氏が、Appleが開発中の拡張現実(AR)/仮想現実(VR)ヘッドセットの開発計画と、サプライヤーに関する情報を伝えました。

AR/VRヘッドセット(第1世代)

クオ氏はAR/VRヘッドセット(第1世代)について、両眼用に1つずつ合計2つの3P(プラスチックレンズ3枚構成)パンケーキレンズモジュールを搭載すると伝えています。
 
パンケーキレンズモジュールの部品単価は約30ドル(約4,000円)〜40ドル(約5,400円)で、7Pレンズ20枚に相当する高額なレンズモジュールとなりそうです。
 
AR/VRヘッドセット(第1世代)用パンケーキレンズモジュールは、Genius Electronic Optical(GSEO:玉晶光)が主要サプライヤーとして供給、Young Optics(揚明光)が一部を供給する見通しです。
 
クオ氏はAR/VRヘッドセット(第1世代)について、2023年1月にイベントを開催して製品を発表し、第2四半期(4月〜6月)に予約販売を開始、世界開発者会議(WWDC23)開催前に店頭に並ぶと予想していました。

AR/VRヘッドセット(第2世代)

AR/VRヘッドセット(第2世代)にはハイエンドモデルと廉価モデルの2つが用意されるようで、同製品の関連部品サプライヤーは2024年下半期(7月〜12月)に部品供給を開始し、実製品が2025年上半期(1月〜6月)に発売されると、クオ氏は予想しています。
 
AR/VRヘッドセット(第2世代)用のパンケーキレンズモジュールのサプライヤーとして、GSEOとYoung Opticsに加え、Largan Precision(大立光)が加わると、クオ氏は述べています。
 
 
Source:郭明錤(Ming-Chi Kuo)/medium
(FT729)


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