久しぶりに作りたいアプリができたので、昔やってたLaravelで作成することにしました!
今回はLaravelのインストールから、認証(ログイン)機能までを作成したいと思います。
Laravelのバージョンを選ぶ
昔は長期サポート(LTS)のバージョン5.5を利用していましたが、今回改めて確認してみると、LTSで最も最新のバージョンは、約3年前の6.0で止まっていました。。
おいおい、Laravelさん。
2年毎にLTSバージョンをリリースするって言ってたじゃない!?
仕方ないので、Laravelの最新バージョン9.0を使おうとしたら、今度は対応するPHPバージョンが8系以降で、インストール先の自宅サーバーがバージョンが7系だったので断念しました。
とりあえず、情報量や対応するパッケージが豊富なLaravel 6.0に決定!
Laravelをインストール
前のバージョンに引き続き、Laravel 6.0のインストールも超簡単です!
前提として、ApacheやPHPでWebサーバを構築していて、Composerもインストールしていることを確認してください。
Composerがインストールされていない場合は、こちらのコマンドを実行してください。
apt install composer
コマンドでLaravelをインストール
Laravelインストーラを使用したインストール方法もありますが、ここでは、Composerの[Create-Project]コマンドを実行してLaravelをインストールします。
以下の例では、ルートディレクトリ配下の[sample]ディレクトリに、Laravelをインストールしていきます。
cd /var/www/html/
composer create-project --prefer-dist laravel/laravel sample "6.*"
インストールはコレだけです!
インストール後は、ディレクトリのパーミンションや設定ファイル(.env)の設定をお忘れなく!
詳細はLaravelの公式サイトをご覧ください。
Apacheと.htaccessの設定
上記の例では、サブディレクトリにインストールしていますので、Apacheのエイリアスと[public]ディレクトリ配下の[.htaccess]の設定をします。
こちらの設定については以前も記事にしてますので、こちらをご参考ください。
以前のOSはCentOSだったので、UbuntuのApacheでエイリアスの設定をする場合は、以下のファイルに設定するのが標準なようです。
vi /etc/apache2/mods-enabled/alias.conf
認証(ログイン)機能を作成
Laravel 6.0の認証(ログイン)機能は、以前のLTSバージョンからかなり変わっていて、より簡単に作成できるようになりました!
予め、以下のコマンドを実行して、データベースにアカウント情報を保存するためのテーブルを作成しておいてくださいね。
php artisan migrate
認証(ログイン)機能もLaravelのインストールと同様に、ルーティングからコントローラ、ビューまで全てコマンドだけで完結できます!
composer require laravel/ui "^1.0" --dev
php artisan ui vue --auth
上記の例では、[vue]で会員登録画面やログイン画面などを作成していますが、他にもboostrapやreactを指定することもできます。
こちらも詳細は公式サイトをご覧ください。
認証(ログイン)機能の様々なカスタマイズ方法も掲載されています!
以上!簡単でしたね!
後は実際にログインして試してみてください。
- Original:https://minory.org/laravel6-install.html
- Source:Minory
- Author:管理者