今秋のリリースが期待されている、iPhone14シリーズの準備にサプライチェーンは大忙しです。組み立てを請け負う最大手サプライヤーのFoxconnは、従業員を確保するために各種ボーナスを上乗せすると発表しました。
1週間前からボーナス倍増
わずか1週間前には、繁忙期となる8月に工場へ入社した従業員には4,080元(約83,000円)、紹介者にはリベートとして1,200元(約24,500円)のボーナスが支払われることが報じられたばかりです。
しかし、iPhone14シリーズの量産ペースをもっと加速させたいと考えたのか、新たに入社時の祝い金が条件達成(90日間在職し55日出勤)で最大1万元(約205,000円)と、従来の2倍超に増額されることが今回明らかとなりました。
業界事情に詳しいニュースサイト経済日報は、Appleの在庫調整が好調で、Foxconnの業績が8月末以降に予定より上向くためだと報じています。
Appleは景気後退も何のその
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連する問題だけでなく、世界的な景気後退が警戒されているなか、Appleは在庫水準を前モデルから引き下げるつもりはなく、初期在庫としてiPhone14シリーズを9,000万台確保するとされています。
iPhone X以降、すっかりiPhoneシリーズの“顔”となっていたノッチが縮小(消失)し、デザインが刷新されるとの噂もあるだけに、アナリストからは主要となる中国市場でiPhone13シリーズの売上を上回るとの強気な観測も登場しています。
こうしたことを踏まえると、Foxconnが入社する従業員に大盤振る舞いする理由も納得できるというものです。
Source:経済日報
Photo:4RMD3/Twitter
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-470562/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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