一般的なNFTは、仮想通貨やガス代(ブロックチェーン上での取引にかかる手数料)が必要とされています。
普段とは違ったお金のやりとりが生じるため「NFTに興味があるけど、なかなかチャレンジできない」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
そんななか、株式会社HARTi(以下、HARTi社)は、作品の購入時に仮想通貨やガス代が不要のNFTプラットフォーム「HARTi(ハーティ)」を7月19日(火)に正式ローンチしました。
出品完全審査制のNFTアプリ
HARTiは、出品完全審査制・招待制のアプリ型NFTプラットフォーム。HARTi社がキュレーション審査をおこなったアーティストやクリエイター、企業ブランドのNFTを販売しています。
仮想通貨やガス代は不要で、Apple PayとGoogle Payのほか、クレジットカード決済やデビットカード決済、キャリア決済にて簡単にNFTを購入することができます。
また、アプリ内には約1分で作成可能なウォレット「HARTi Wallet」を搭載。MetaMaskやWalletConnectでの外部アプリとの遷移を発生させることなく、スムーズなウォレット接続を実現します。
スタンプラリー感覚でNFTを獲得
HARTiではGPS(ユーザ位置情報システム)を活用したNFTの配布システムを提供。観光地をはじめ、特定の地域やロケーションでのみNFTを販売・配布します。
獲得したNFTはアプリ内ウォレットと連動し自動保存されるため、スタンプラリー感覚でスムーズにNFTを集められるでしょう。
そのほか、HARTiでは特定のNFTを持っているユーザーのみに、アプリ内の「チャット」機能からメッセージやクーポン配信、コミュニティへの参加権を付与する仕組みを搭載。
ここでしか知ることができない「限定商品」の情報をゲットできるかもしれません。
HARTiとリアル空間が連動したイベント開催
今回のHARTi正式リリースに至るまで、HARTi社はHARTiと全国の百貨店・商業施設などのリアル空間を連動した、さまざまなイベントを開催してきました。
2022年6月には、同社が手がけるNFTファッションブランド「MIMÉ EARTH(ミメ アース)」の第1弾コレクション「THE FIRST.」の展示会を心斎橋PARCOにて実施。
期間中に来館した人に対し、テキスタイルデザイナー・アーティストのミズタユウジ氏とコラボレーションしたバーチャルスニーカーを先行して購入できるホワイトリスト(整理券)をHARTi上で付与しました。
(文・Haruka Isobe)
- Original:https://techable.jp/archives/182487
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:はるか礒部
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