iPhone14シリーズでの中国サプライヤーの躍進続く〜PMICを受注

iPhone14 AH 0505
 
アナリストのミンチー・クオ氏が、SG Microの電源管理IC(PMIC)がAppleのハイエンド製品向けとして初採用、iPhone14シリーズに搭載されると伝えました。

中国サプライヤーの技術力向上が背景に?

SG MicroのPMICがAppleの品質認証試験に合格したことで、2022年下半期(7月〜12月)にiPhone14シリーズ向けとして出荷されるとクオ氏が伝えています。
 
同社が、下請けではなく1次契約先企業としてAppleのハイエンド製品向け部品を受注したのは初めてのことで、中国サプライヤーの技術力が向上していることを示していると、クオ氏は説明しています。
 


 
SG Microのサプライチェーン参画は、Appleによる「部品供給先を分散させることによるリスク回避」「サプライヤー間の競争による購入価格削減」の方針に合致すると、同氏は指摘しています。
 
そうしたことから、SG Microのシェアが今後増加することが予想されます。
 

各分野で中国サプライヤーの参入相次ぐ

iPhone14シリーズでは、有機ELディスプレイをBOEが供給、Luxshare Precisionの組立作業の担当割合が増加するなどの報道があり、レンズなどの部品も含めて中国サプライヤーの躍進が続いています。
 
 
Source:郭明錤(@mingchikuo)/Twitter
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729)


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