iPhone14量産に追われるFoxconn、深セン工場がコロナ隔離に

Apple サプライヤー責任進捗 報告書 2019
 
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を封じるための試みとして、Foxconnに人員配置を制限し外部とできる限り隔離した状態で、工場を操業するよう命じていることが分かりました。

深セン工場がクローズドに

Bloombergによれば、中国政府による今回の規制では、深センに位置する100の企業が対象となり、FoxconnのほかにHuaweiやDJIなども影響を受けます。
 
具体的には外部との行き来を抑制し、対象区画内の人員のみでできる限り人員をマネージメントする「クローズドループ」が要求されます。したがって、Foxconnの工場で働く従業員は、職場外の人間とほぼ接触する機会を封じられることになります。

量産遅延は避けたいFoxconn

対象期間は7日間であり、工場の操業そのものが停止となった以前のロックダウンに比べると、緩い制限だと考えられています。Foxconnのスポークスマンも取材に対し、通常通りであることを明らかにしており、少なくとも現時点でiPhoneへの影響はないと思われます。
 
とはいえ、すでに一部モデルで量産に遅れが出ているほか、FoxconnはiPhone組み立てサプライヤーの中でも最大手で、9月発表を前に現在は量産ペースがピークを迎えている状態です。
 
それを裏付けるかのように、各工場でボーナス増額が短期内に行われており、これ以上の量産ペース減速はなんとしてでも避けたいところでしょう。
 
 
Source:Bloomberg via AppleInsider
(kihachi)


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