ガーマン記者、M2 Mac ProやM2/M3チップについて語る

mac pro 2019
 
Appleの内部情報に精通する米メディアBloombergのマーク・ガーマン記者がYouTubeチャンネルMax Techに登場、現在開発中で今後発売される見込みのMac製品や、M2/M3チップについて語っています。

M1 Mac Proの発売は中止に

ガーマン氏がインタビューにおいて明かした興味深い話の一つが、新型Mac Proに関するものです。同氏によればAppleはM1チップを搭載したMac Proを開発、発売準備を整えていたものの、最終的にM2チップを搭載することに決定、M1 Mac Proの発売は見送られたそうです。
 
またM2 Mac Proは現在開発中で、発売は2023年春かそれ以降になる見通しとのことです。

M2シリーズは5NPで生産

Appleは世界開発者会議(WWDC22)でM2チップを発表しました。M1シリーズ同様、M2 Pro、M2 Max、M2 Ultraの登場が期待されています。
 
ガーマン記者はM2 Pro/Max/Ultraについて、3ナノメートル(nm)で生産されるとの噂を否定、iPhone13シリーズに搭載されているA15チップと同じ、TSMCの5nmプロセスであるN5Pで製造されると述べました。なおM2はA15のアーキテクチャをベースにしています。
 
M2 Mac mini、M2 Pro Mac mini、M2 MaxおよびM2 Ultra Mac Studioの発売は、2022年後半までずれ込むと同記者は予想しています。またM2 Mac miniのデザインは大きく変更されることはないそうです。

M3まではAシリーズよりも1世代遅れに

なお2023年の登場が期待される次世代のM3チップは、A16(今秋発売のiPhone14 Proシリーズが搭載と予想)をベースとする見込みです。
 
ガーマン記者はMacが搭載するAppleシリコンMシリーズについて、M3シリーズまではAシリーズよりも1世代遅れの状態が続くとし、M3シリーズ後には世代が追いつくと見ています。

MacBookにはFace IDは採用されない可能性も

以前からある、MacBookにもFace IDが搭載されるとの噂について、ガーマン記者は近い将来実現することはないと一蹴、現在開発中とされる14インチ/16インチMacBook ProはTouch IDを搭載するだろうと述べました。
 
また新型14インチ/16インチMacBook Proは、先日発売された13インチM2 MacBook Proのように、チップをアップグレードしただけのモデルになる可能性があるとも述べています。

 

 
 
Source:Max Tech/YouTube via 9to5Mac
(lunatic)


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