【レポ】iPhone12/13対応ワイヤレス充電器を専用金具を使い純正品のように装着

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BMWやPORSCHE、Volkswagen(VW)、Audiなどの欧州車専用のスマートフォン用磁気装着アダプタ「Rennline」と、Belkinの磁気ワイヤレス車載充電器「BOOST↑CHARGE 磁気ワイヤレス車載充電器10W」を使って、メーカー標準装着品のような綺麗な仕上がりの車載用カスタム磁気吸着充電器を作り、装着して使ってみました。

純正然とした車載用カスタム磁気吸着充電器を作るための商品

ダッシュボードやフロントガラスへの吸盤での装着、エアコン吹出口や、カーオーディオ用CDスロットへの装着品ではなく、車種専用取付金具を使った車載用カスタム磁気吸着充電器を設置するために使う商品を用意しました。
 
用意したのは、Rennlineのスマートフォン用磁気装着アダプタ(以下、Rennlineスマホマウント)と、iPhone Maniaでもレビュー記事をお伝えした「BOOST↑CHARGE 磁気ワイヤレス車載充電器10W」(以下、Belkin ワイヤレス車載充電器)です。
 
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▼ Rennlineスマホマウントのパッケージ
▼ Belkin ワイヤレス車載充電器のパッケージ
▼ RennlineスマホマウントとBelkin ワイヤレス車載充電器を合体
▼ 車両への取り付け
▼ 車載用カスタム磁気吸着充電器の装着、ケーブルを接続
▼ 車載用カスタム磁気吸着充電器の使用感
▼ まとめ

Rennlineスマホマウントのパッケージ

Rennlineスマホマウントは、エアコンパネルや内装パネル下のボルトを利用し、確実な固定と美しい仕上がりが得られる人気商品です。
 
Rennlineスマホマウントのパッケージには、車両側のボルト2本を利用する取付用金具、マグネットベースとボールジョイント、MagSafeなどの磁気吸着機構を内蔵していないスマートフォンの背面に貼るための、四角と丸の2つの両面テープ付き金属板が含まれています。
 
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取付金具にマグネットベースを装着しました。マグネットベースにはiPhone12やiPhone13がしっかりと磁気吸着します。
 
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Belkin MagsSafe車載充電器のパッケージ

Belkin ワイヤレス車載充電器のパッケージには、ワイヤレス充電パッド、エアコン吹き出し口に取り付けるためのボールジョイント式クリップ、長さ1.2メートルのUSB-Cケーブル、マニュアルが同梱されています。
 
今回は、カスタマイズ用にワイヤレス充電パッドのみ利用し、エアコン吹き出し口に取り付けるためのボールジョイント式クリップは使わず、Rennlineスマホマウントを使います
 
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RennlineスマホマウントとBelkin ワイヤレス車載充電器を合体

Rennlineは、Rennlineスマホマウントのマグネットベースをワイヤレス充電対応にするための商品「ワイヤレス・インダクション・チャージャー」を販売していますが、公式サイトで購入して個人輸入する場合、為替レートが円高傾向であるため、送料を含めると約14,000円(税込)以上と高価です。
 
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そのため、ワイヤレス充電パッド「ワイヤレス・インダクション・チャージャー」の代替品として、価格が安く性能の高い、Belkin ワイヤレス車載充電器を検討しました。
 
本商品の販売価格は、約4,000円前後と、「ワイヤレス・インダクション・チャージャー」よりもおよそ1万円安くなっています。
 
Rennlineスマホマウントのボールジョイントの直径は約17ミリ、Belkin ワイヤレス車載充電器のボールジョイントの直径も約17ミリです。
 
それぞれの商品を並べて比較してみました。
 
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両製品を合体

 
Rennlineスマホマウントのボールジョイント用パーツを、Belkin ワイヤレス車載充電器に取り付けてみました。
 
しっかりとはめ込むことができました。
 
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RennlineスマホマウントにBelkin ワイヤレス車載充電器を装着し、ボールジョイントを用いた固定、固定角度変更ができることを確認しました。
 
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内装パネルを取り外し、車両に取り付け

Rennlineスマホマウントの取り付け方法が、同社公式YouTubeチャンネルで車種ごとに公開されています。
 
この動画を参考にしながら、車載用カスタム磁気吸着充電器を装着しました。内装外しなどに不慣れな方は、最寄りのカーショップに御相談ください。
 

車載用カスタム磁気吸着充電器の装着、ケーブルを接続

車載用カスタム磁気吸着充電器の装着が、完了しました。
 
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装着する車種によっては、USB-Cケーブルを上手く隠すことができます。
 
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筆者は、CIOのL型USB-Cコネクタ付き両端USB-Cケーブル(CIO-SLL30000-CC2-BK)をAmazonで税込1,720円で購入し、使用しました。
 
車両のダッシュボード内部などにケーブルを隠す際は、余分な長さが必要になりますので2メートル以上のものがおすすめです。
 
Belkin ワイヤレス車載充電器付属のUSB-Cケーブルの長さは、1.2メートルです。CIOのL型USB-Cコネクタ付き両端USB-Cケーブル(CIO-SLL30000-CC2-BK)の長さは2メートルで、かなり柔らかいためケーブルを隙間に這わせるのが容易でした。
 
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カーチャージャーは、USB-C端子から20ワット出力が可能な「AUKEY Enduro 20W(型番:CC-A2)」を継続使用しました。
 
ただし、今回はスッキリと仕上げるため、センターコンソールに装備されたアクセサリーソケットに挿すのではなく、アクセサリーソケットを増設してグローブボックス下(助手席側足元)に隠し、そこに挿入しています。

車載用カスタム磁気吸着充電器の使用感

今回作成した車載用カスタム磁気吸着充電器はボルトにてしっかりと固定されており、吸盤を用いる方法や、エアコン吹出口に取り付けるよりも、揺れや振動に強いことが期待できます。
 
実際に、ワイヤレスCarPlayを使いながら、市街地、奥多摩周遊道路(峠道)、高速道路を走行しましたが、車載用カスタム磁気吸着充電器に装着したiPhone13 Proが落下することはありませんでした。
 
また、揺れや振動で取り付け角度が変わることもありませんでした。
 
ワイヤレスCarPlay利用時は、バッテリー消費が多くなります。車載用カスタム磁気吸着充電器を用えば、見やすい位置にしっかりと固定しながら充電も同時に行えるので、バッテリー消費の不安が解消されました。
 
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まとめ

Rennlineスマホマウントは、BMWやPORSCHE、VW、Audiの多数の車両用の、車種専用設計品がラインナップされています。
 
Rennlineスマホマウントのボールジョイントの直径は約17ミリなので、それに適合するものであれば各種ワイヤレス充電パッドを取り付けできそうです。
 
筆者はBelkin ワイヤレス車載充電器を使ってカスタマイズすることで、費用を約10,000円抑えながら高速なワイヤレス充電を実現しました。
 
対応車種をお持ちのユーザーで、吸盤を用いてダッシュボードやフロントガラスに固定する場合に不安定だったり、エアコン吹出口への取り付けではルーバーを傷つけないか不安な場合など、RennlineスマホマウントとBelkin ワイヤレス車載充電器を使った車載用カスタム磁気吸着充電器ならそうした課題を解決できるかもしれません。
 
この取り付け方法は、RennlineおよびBelkinが推奨する方法ではありません。不安を感じたら、Rennlineの「ワイヤレス・インダクション・チャージャー」を組み合わせるか、Belkin ワイヤレス車載充電器のままお使いください。
 
 
参考:Rennline BMW対応製品, PORSCHE対応製品, Audi対応製品, VW対応製品, Belkin, Reverb(Rennline国内取扱店)
(FT729)
 
 


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