ひと頃よりも出社を促す企業が多く見受けられるようになった昨今。電車の待ち時間を活用して「駅構内でWeb会議や作業を済ませたい」という人もいるのではないでしょうか。
東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)と株式会社TechnoBlood eSports(以下、TechnoBlood eSports)は、1名用個室ブース「STATION BOOTH」を活用した実証実験を開始しました。
実施期間は2022年8月1日(月)~10月31日(月)。東京駅、新宿駅、池袋駅、立川駅の各拠点でおこないます。
デスク・Wi-Fi・電源を整備した個室ブース
STATION BOOTHは、JR東日本が展開するシェアオフィス事業「STATION WORK」の個室ブース型シェアオフィス。
仕事や学習に必須であるデスク・Wi-Fi・電源などが整備されており、小規模ながらも空調のきいた静かで快適な空間を提供しています。15分単位で利用できるため、駅での待ち時間を有効活用できるでしょう。
また、STATION BOOTHは会員だけでなく、非会員でも利用することが可能。非会員の場合、STATION BOOTHのタッチパネルで「一般(非会員)」をタッチした後に利用時間を選択(上限1時間) し、交通系ICカードで決済後にドアが開錠されたら、利用開始できます。
3つのビジネスコンテンツを提供
JR東日本とTechnoBlood eSportsは、今回の実証実験で、STATION BOOTH内にて3つのビジネスコンテンツを無料で提供します。
1つ目は、電子雑誌読み放題「タブホスポット」。国内最大級900誌3万冊以上の雑誌が読み放題となるサービスです。ビジネスをはじめ、豊富なラインナップを取りそろえています。
2つ目は、本の要約サービス「flier」。ビジネスパーソン向けの本を厳選し、1冊約10分で読み終わるように要約をおこなっています。
3つ目は資格の総合スクール「LEC」です。ライフハックをはじめ、ビジネスで使える知識・スキル、資格取得に関わる情報を発信しています。
「STATION BOOTH」設置エリアを拡大
今回の実証実験のほか、JR東日本はJR西日本とともにSTATION BOOTHの設置エリアを拡大する取り組みを実施します。
2022年8月31日(水)までに博多駅、福山駅、松江駅など全10カ所にSTATION BOOTHを順次開業し、今後もJR西日本エリアの多くの駅への展開を目指す方針です。
PR TIMES(1)(2)(3)
STATION WORK
(文・Haruka Isobe)
- Original:https://techable.jp/archives/183009
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:はるか礒部
Amazonベストセラー
Now loading...