Macworldが、M2チップを搭載する新型MacBook Airを、「30W USB-C電源アダプタ」「デュアルUSB-Cポート搭載35Wコンパクト電源アダプタ」「67W USB-C電源アダプタ」を用いて充電した際の時間を比較しました。
30ワット、35ワット、60ワット電源アダプタを用いて比較
比較実験は、M2チップを搭載する新型MacBook Airのバッテリー残量を1%になるまで放電した後、付属のUSB-C to MagSafeケーブルと、「30W USB-C電源アダプタ」「デュアルUSB-Cポート搭載35Wコンパクト電源アダプタ」「67W USB-C電源アダプタ」の3種類の純正電源アダプタを使用して、満充電までの時間を計測しました。
結果は、以下の通りです。
- デュアルUSB-Cポート搭載35Wコンパクト電源アダプタで、iPhone13と新型MacBook Airを同時充電:約210分
- 30W USB-C電源アダプタ:約140分
- デュアルUSB-Cポート搭載35Wコンパクト電源アダプタ単独充電:約120分
- 67W USB-C電源アダプタ:約100分
67W USB-C電源アダプタの充電開始からバッテリー残量80%までの増加率は、他の電源アダプタと比べても圧倒的です。80%以降は保護充電に移行するからか、増加率が緩やかになっています。
おすすめの電源アダプタは?
それぞれの純正電源アダプタについてMacworldは、30W USB-C電源アダプタも悪くはないが、新型MacBook Airの本体価格を考えれば他の2つの電源アダプタとの価格差は小さいので、積極的に選ぶ理由がないと評価しています。
デュアルUSB-Cポート搭載35Wコンパクト電源アダプタは通常、2つのUSB-Cポートに17.5Wづつ給電されますが、Apple WatchやAirPodsの充電ケースなどの場合は7.5W給電になり、残りのポートには27.5W給電されるとMacworldは説明しています。
この電源アダプタは1ポートだけ使用すればそれなりに充電も速く、iPhone用など電源アダプタの2台持ちが解消されるので、良い選択肢と同メディアは述べています。
67W USB-C電源アダプタを使った充電では、30分の充電でバッテリー残量50%まで回復、これは作業時間5時間〜6時間に相当することから、高速充電のメリットを十分に感じられるとMacworldは高く評価しています。
ただし、同電源アダプタは重くて大きいため、デュアルUSB-Cポート搭載35Wコンパクト電源アダプタが最もバランスの優れた製品というのが、今回の比較実験を通じたMacworldの結論です。
Source:Macworld
Photo:Apple
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-474706/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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