実はカメラ内蔵。セキュリティカメラとモバイルバッテリーを兼ねる「SuperCam」

セキュリティカメラというと、いかにもというデザインのものが多いなかで、存在を主張しないタイプがクラウドファンディングサイトKickstarterに登場しました。

香港のスタートアップが手がけた、モバイルバッテリーにカメラが備わっている「SuperCam」です。さりげなくリビングルームやオフィスに置いてセキュリティカメラとして使う一方で、スマートフォンなどのデバイスの充電にも活用できます。

容量は2万2000mAh

SuperCamの外観はまさにモバイルバッテリー。持ち運びが容易なサイズで、実際、出先に携帯してスマホやワイヤレスイヤホンなどのデバイスを充電できます。

容量は2万2000mAhとたっぷりあり、USB-Cポート2つ、そしてUSB-Aポートとワイヤレス充電パッドを１つずつ備え、計4台のデバイスを同時充電できます。

USB-Cポートの出力は100Wと65Wで、MacBook Proなどの充電にも使えます。またUSB-Aポートは22W、ワイヤレスチャージャーパッドは10W出力です。

そしてよく見ると、ポート横にはカメラが搭載されています。画角は135度とワイドで、部屋を広範にとらえることが可能です。また画質は1080Pとなっています。

撮影したデータはSuperCam本体もしくはセットしたSDカードに保存され、また不審者の侵入などの動きを感知するとモバイルアプリ経由でユーザーにアラートを送ります。

外観はモバイルバッテリーなので、テレビ台や本棚に置くなどすればカメラの存在はほぼ目立ちません。SuperCamがとらえた映像は、アプリからいつでもリアルタイムにチェックできるため、赤ちゃん部屋に置いてベビーモニターとして使うことも可能です。

1台で2役をこなすお役立ちアイテムSuperCamのKickstarterでのプレオーダー価格は本稿執筆現在、777香港ドル（約1万3000円）〜となっています。申し込み期限は9月17日、発送は10月が予定されています。

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