macOS Monterey以前のバージョンにあったシステム環境設定に代わる、macOS Venturaの「システム設定」アプリは、ベータ5でもまだ問題が多くあると報告されています。
かつてこんなに多くのバグが発生したことはあった?
新しい「システム設定」アプリは、初期macOSの設定よりもiPhoneやiPadの設定アプリに似ており、設定項目はサイドバーに配置されており、アクセスがより容易になっています。
しかしながら、ユーザーインターフェース(UI)研究者のニキ・トンスキー氏によれば、バグの様相を呈するエラーが多々起こることが確認されたとのことです。
まず、「上」ボタンをずっと押し続けると、どうなるのでしょうか?トンスキー氏は動画を投稿しています。
Ok thread of weird stuff found in redesigned macOS Ventura System Settings app.
First one: what happens if you simply hold “Up” button pic.twitter.com/Xuez5U5ufe
— Niki Tonsky (@nikitonsky) August 10, 2022
ドロップダウンメニューなのか、ボタンなのか、ドロップダウンボタンなのかよくわからないものもあるようです。
Those weird dropdowns? buttons? dropbuttons? pic.twitter.com/FpH5rWUT0S
— Niki Tonsky (@nikitonsky) August 10, 2022
その他にもいろいろバグがあるようですが、著名ブロガーのジョン・グルーバー氏は、macOS Venturaのシステム設定アプリの問題を次のようにまとめています。
親ビューで中途半端に切り離されたボタンがあります。Appleがベータ版ソフトウェアをリリースする際に、このような問題が発生したことがこれまでにあったでしょうか?Macのシステム設定アプリがiOS/iPadOSの設定の基本モデルを踏襲すべきかどうかという哲学的な問題はさておき、macOSのシステム設定がどんなスタイルであろうと、それがピクセル単位で完璧に見えるべきであることに疑問の余地はないはずです。
macOS Venturaの正式版は、10月ないし11月に公開されるとみられています。それまでにバグが修正されていることを願うばかりです。
Source:@nikitonsky/Twitter, Daring Fireball via MacRumors
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-477057/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania