世界的にスマートフォンの出荷台数が低迷するなか、ラテンアメリカ地域では2022年第2四半期(4月〜6月)に出荷台数を前年同期比で増やしました。
メーカー別ではAppleがシェアを約1.4倍に伸ばしています。
シェアを約1.4倍に増やしたApple
調査会社のCounterpointによると、2022年第2四半期のラテンアメリカスマートフォン市場の出荷台数は、前年同期比9%増、前四半期比8%増を記録しました。
中国市場をはじめ世界中でスマートフォンの出荷台数が低迷するなか、この地域では大きな成長を見せています。
特にアルゼンチンが前年同期比32%増と好調だったとのことです。
メーカー別では、Appleがシェアを前年同期比で約1.4倍に伸ばしました。
この地域ではまだ5G通信が普及しておらず、経済的にも発展途上であるため、最も人気なのはiPhone11だったとのことです。
また、Apple Storeや代理店が銀行と提携して分割払いを提供したこともシェア増加につながっています。
SamsungとXiaomiが好調
ほかのメーカーのなかではSamsungとXiaomiが好調でした。
Samsungはサプライチェーンの問題を解決または大幅に改善できたことから、出荷台数とシェアが過去最高を記録しています。
ただ、消費者の需要が出荷台数に見合わなかったことから、在庫も過去最高になったそうです。
Xiaomiは「Xiaomi Day」と呼ばれるプロモーション活動をおこない、ほとんどのモデルで2桁パーセントの値引きをおこなったことが功を奏しました。
Source: Counterpoint
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-477133/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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