Appleコミュニティの著名なメンバーである人物が、iPadOS16の新機能「ステージマネージャ」について不満を述べており、来年まで機能の実装を遅らせるべきではないか、と提案しています。
設計上の決定は根本的に間違っている?
MacStoriesの創設者兼編集長であり、Appleコミュニティの著名なメンバーであるフェデリコ・ヴィティッチ氏は、ステージマネージャに関して「この機能は不安定で使いにくく、ユーザーインターフェースの不具合が体験全体に及んでいる」とかなり批判的な意見を述べています。同氏は「ステージマネージャがiPadOSの未来であるならば、Appleはそれを急がせることができないことを理解して欲しい。(中略)2023年の春まで遅らせてもいいのでは」と付け加えています。
ステージマネージャは、ユーザーがiPadでウィンドウを重ね合わせたり、外部ディスプレイを使用したりすることを可能にする機能ですが、iPadから外部ディスプレイにウィンドウを移動することができないこと、外部ディスプレイに接続した際にシステムがアプリのワークスペースを“壊して”しまうことの2点の問題をヴィティッチ氏が指摘しています。
しかしながら、Appleは2点目の指摘に対して「意図したとおりに動作する」と回答しており、ヴィティッチ氏はこれは「不可解」と述べています。1点目の問題指摘については、Appleは「実装することはない」と答えています。
機能の動作にM1チップが必要との主張に疑問
Appleによれば、ステージマネージャにはM1チップ搭載のデバイスでしか使えない、と説明しています。同時に、ステージマネージャに必要な仮想メモリスワップには最低256GBのストレージ容量がいるとも述べています。
M1チップと搭載しつつも、ストレージ容量がが64GBしかないiPad Air(第5世代)がなぜかステージマネージャに対応している件について疑問の声が上がっていますが、機能は今後M1チップ非搭載のiPadでも使用できるようになる可能性もあるといわれています。
Source:@viticci/Twitter via MacRumors
Photo:Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-478086/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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