ESXi上のCentOS 7で壊れたディスクをアンマウントしたら起動せず

centos7-emergency-mode

この前のバックアップ用のHDDが5、6年ぶりに突然死した件で、その時起動しなくなったトラブルの話を書き忘れていたので、ここで新たに追記します。
その時のトラブルと言うのは、アンマウントして再起動を実行したら、emergency modeで起動しなくなった時のお話です。

emergency modeで起動できない!


Amazonで新しく購入したHDDが届くまで、とりあえず先に故障したHDDを外しておこうと思い、umountコマンドアンマウントして電源を切り、HDDを抜き取り再び起動したところ、いつまで経ってもSSHで接続できず、仕方なくvSphere Clientコンソールから状況を確認することに。
すると、以下のメッセージが表示されていました。

Welcome to emergency mode! After logging in, type "journalctl -xb" to view
system logs, "systemctl reboot" to reboot, "systemctl default" to try again
to boot into default mode.
Give root password for maintenance
(or type Control-D to continue):

Google翻訳で日本語にすると、

緊急モードへようこそ!ログイン後、 “journalctl -xb”と入力して表示します。
システムログ、再起動する “systemctl reboot”、再試行する “systemctl default”
デフォルトモードで起動します。
保守のためのrootパスワードを与える
(またはControl + Dキーを押して続行します)。

翻訳:Google 翻訳

つまり、journalctl -xbでログを確認して対処した後、systemctl rebootsystemctl defaultで再起動しろと。
実際に確認してみると、故障して取り外したHDDマウントしようとしている…。

アンマウントしたら確認すること

自動マウントしていないか?

設定した時のメモを読み返してみると、確かにシステムを起動する時に自動でマウントするための記述がfstabにありました。
HDDを交換するまではコメントアウトしておきます。

vi /etc/fstab
# /dev/sdb2 /mnt/backup

これで、とりあえず起動できました。

自動バックアップしていないか?

HDDが存在しないとバックアップされないだけで、特に問題はないと思うが、気持ち悪いのでCron自動バックアップ設定もコメントアウトします。

vi /etc/crontab
# 0 3 * * * root rsync -auvz --delete --exclude-from=/etc/rsync_exclude.lst /mnt/nas/ /mnt/backup/

アンマウント後もフォルダが残る?

アンマウントした後にmntを覗いてみたところ、フォルダがそのまま残っていて中身が入っているようでした。
キャッシュされてるっぽいですね。(正直わかりません)
気持ち悪いので消しちゃいます!(大丈夫か?)

rm -r /mnt/backup

終わりに

やっぱり、同じような方はいらっしゃるのですねw
自分だけかと思っていましたが、少し安心しました。


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