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OSレスの格安サーバーにESXiとCentOS 7で自宅サーバーを構築(序章)

ESXi

3年程前の当時、1万5千円くらいだったHPの”ProLiant MicroServer N54L“を購入し、しばらくの間Windows 7を入れてフォルダ共有して自宅ファイルサーバとして利用していました。
もっと使い倒そうと思い、勉強も兼ねてxamppWEBサーバー化してDiCE(ダイス)とieServerDDND(ダイナミックDNS)でホームページの公開やオンラインでファイル共有したり、またVPNTeamViewerリモート接続したりして遊んでました。
自宅サーバとしては十分便利だったのですが、ある2つのきっかけでLinuxに移行しようと決めました。

※現在は自宅サーバーを入れ変えています

理由1:タダでメモリ増設ができた

メモリ増設

1つ目は、友人にハイスペックデスクトップPCを貰ったこと。
何故貰ったかというと、ひょんな事でパソコンの話になり、

2年前にゲームしようと思ってパソコン買ったんだけど、まだダンボールを開けてすらない…
え!?何それ?もったいなくね?使ってないならちょーだいよ!
いいよ!

ってな感じであっさり譲ってもらいました。我が家にパソコンが届いて開封してみると…。

という構成のバケモノでした。
調べてみるとDELLXPSというモデルで、値段を聞くと当時の価格で30万円くらいしたそうです。
使ってないとは言えさすがに申し訳ないので、30万円の御礼にしては不十分でしたがお返しをしました。
そして、貰ったPCのメモリ32GBの半分、16GBを抜き取って自宅サーバに増設したとさ。

理由2:Linux勉強する機会が増えた

Linux


去年から仕事の関係で仮想サーバーに触れることが多くなり、興味を持ったのが最大の理由です。
最初は用途別にサーバーを分ける意味が理解できなかったが、その道のプロに聞いて納得。
そこで、16GBのメモリを4分割(4GB)ずつ割り当て、ESXiを利用した4つ仮想サーバーを構築することにした。
1. ファイルサーバー
定番ですね。メインで使います。
Sambaを使ったファイル共有とバックアップ、それからiPhoneの写真や動画のデータも自動でバックアップしています。
2. WEBサーバー(兼アプリケーションサーバー)
今回は特に公開するつもりはないですが、勉強用に構築しています。
最近はnode.jsを試したりも。
3. DBサーバー
たぶんMySQLしか入れないと思う。
WEBサーバーと連携した勉強用と4のZabbixのデータ保存用です。
4. 監視サーバー(Zabbixサーバー)
3つのゲストOSと自身を監視するために構築しました。
あまり見ていないが、たまにZabbixから送られてくるメールで、ファイルサーバーのバックアップ中にディスクの負荷が高いことが分かる。

次回から、ホストであるESXiのインストールやゲストOS(Cent OS)のインストールなど紹介していきます。

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