Snapdragon 8 Gen 2の開発チーム変更〜処理能力よりも電力効率重視へ?

Snapdragon
 
Weiboに、Snapdragon 8 Gen 2の開発チームが変更され、新たにSnapdragon 835を開発したチームがそれを担うことになったとの情報が投稿されました。この情報が正しい場合、Snapdragon 8 Gen 2は処理能力よりも電力効率を重視した製品になると、リーカーの搞机阿森氏が述べています。

電力効率改善のほうがユーザーに有益と指摘

Snapdragon 8 Gen 2の開発が、Snapdragon 835を開発したチームが行うようになったことで、処理能力よりも電力効率改善に重点が置かれるようです。
 
搞机阿森氏はこの変更に関し、現在のシステム・オン・チップ(SoC)の処理能力はほとんどのユーザーにとって過剰で、電力効率改善のほうが得るものが多いと述べています。

Snapdragon 835は電力効率を25%改善した

NotebookcheckはSnapdragon 835について、Snapdragon 820よりも電力効率がおよそ25%高かったと伝えています。
 
ただし、それは主に製造プロセスが14nmから10nmに変更されたことによってなされた改善だったことから、TSMCで製造されるであろうSnapdragon 8 Gen 2や、後継となるSnapdragon 8 Gen 3およびSnapdragon 8 Gen 4において、製造プロセスの大幅な変更なしにどこまで電力効率を改善できるか注目されると、同メディアは記しています。
 
Qualcommが、TSMCの次世代製造プロセスである3nm「N3」での半導体製造が可能になるのは、2024年第2四半期(4月〜6月)と噂されています。
 
 
Source:Weibo via Notebookcheck
Photo:Qualcomm
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