bondavi株式会社は、Web上で表示された苦手な言葉を「ぴよぴよ」に変換し、ユーザーを傷つく言葉から守る「ひよこフィルター」を公開しました。
苦手な言葉は任意のタイミングで確認
同サービスは、Google Chromeなどのブラウザで動作する拡張機能で、PC上であればあらゆるWebサイト (Gmail、Twitterなど)で利用できます。
同サービスをブラウザにインストールしてブラウザ右上から有効に設定すると、苦手なワードを登録可能。閲覧しているWebサイト上に登録した苦手ワードが表示された場合、そのワードを「ぴよぴよ」に変換して表示します。
たとえば、「不便です」は「ぴよぴよです」と表示。ひよこをクリックすると変換前のワードを表示できるので、心の準備が整ってから確認できるといいます。
メンタル弱めな社長のために開発
そもそも同サービスは、メンタルが弱めだという同社社長の「ユーザーの声は無視したくない。しかし、傷つきたくもない」という思いから開発されました。
当初、一般公開の予定はありませんでしたが、試作品をSNSで紹介したところ予想以上の反響があり公開に踏み切ったとのこと。ネット社会に生きる現代人を守るべく、完全無料で公開しています。
課金や広告がないアプリを開発中
同社は、広告代理店出身の社長が創業したアプリ開発ベンチャー。こだわりとして、アプリ内課金と広告掲載をなくしています。
同社のアプリのひとつ、三日坊主を克服する「継続する技術」。これは、ハードル低めな目標を立てて30日間の継続を目指すアプリで、棒人間の応援コメントや行動を促すリマインダー通知がユニークです。
ほかにも、集中力を高める「集中」や試行錯誤する日記アプリ「試行錯誤」などを開発。アプリ以外に、“わずかに役立ち、かすかに楽しい”をコンセプトとした百科事典「bondavi事典」やプログラミングアートのような動画「愛と社会の関係」なども開発しています。
なお、「愛と社会の関係」はBGMも相まってなんとも物悲しい気持ちになるかもしれません……。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/184765
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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