「旬の季節じゃなくても、いつでも新鮮ないちごが食べたい」「採れたてのいちごを都心でも食べたい」そんないちご好きな人に朗報です。
2022年9月1日(木)~9月28日(水)の期間、東京都町田市のおはぎ専門店「OHAGI3南町田店」が植物工場パッケージ「City Farming」を導入。期間中は、植物工場で育てたいちごを使った特別メニューを販売します。
知識不要でいちごを室内栽培
「City Farming」事業は、新鮮ないちごが収穫できる小型設備「植物工場」を、生活空間に向けて貸出・提供する新しいパッケージ。日本出版販売株式会社(以下、日販)が事業開発、日清紡ホールディングス株式会社が技術開発をおこないました。
同事業の植物工場では、季節・天候・場所に左右されず、屋内でいちごを栽培できます。光源・温度管理・養液循環などを自動で制御するため、特別な農業知識・技能は不要です。
ショーケースは、店舗空間・オフィス・公共空間などにも導入可能なコンパクトサイズ。100Vコンセントがあれば設置・栽培可能です。
いちごが育つ様子を間近で観察したり、採れたてのいちごをその場でシェアしたりするなど、さまざまな楽しみ方ができます。
植物工場のいちごを使った特別メニュー
OHAGI3は「和のやさしさで、世界を幸せに。」をコンセプトに、添加物・白砂糖不使用の手作りおはぎを販売している和菓子店。
2022年9月1日(木)~9月28日(水)の期間、東京都町田市のOHAGI3南町田店にてCity Farmingを導入し、植物工場で栽培したいちごを使った特別メニューを提供します。
フレッシュいちごのためだけに作った「いちごおはぎ」や、OHAGI3で人気の団子にいちご、粒あん、ホイップクリームをトッピングした「いちご団子」のほか、特別ドリンクを用意。
スタイリッシュな店内にてモダンな和菓子を味わいながら、いちごが育つ様子を間近で楽しめます。
9月末にTSUTAYAが植物工場を導入
今回の取り組みのほか、日販グループホールディングス株式会社と日販は、2022年8月9日(火)~2022年9月11日(日)の期間に、特別企画展「六本木いちご畑」を開催。
期間中は「本と出会うための本屋」をコンセプトとした文喫 六本木で、植物工場産のいちごを1カップ無料で提供するほか、いちごをトッピングしたスペシャルメニューを用意します。
さらに、2022年9月30日(金)~2023年3月には、「TSUTAYA BOOKSTORE 下北沢」で植物工場を活用した企画を実施する予定です。
(文・Haruka Isobe)
- Original:https://techable.jp/archives/184922
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:はるか礒部
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