ピクシーダストテクノロジーズ株式会社(以下、PxDT)と相模鉄道株式会社は、相鉄本線さがみ野駅の窓口において、発話内容をリアルタイムに字幕表示する「字幕透明ディスプレイ」の実証実験を実施しています。
なお同実験は、相鉄ホールディングス株式会社が実施する「相鉄アクセラレータープログラム2021」の一環です。
透明・両面表示で円滑な対話を支援
また、文字起こし結果がディスプレイの両面に表示されることで、自分が話した言葉が正しくテキスト化されているかを確認できるようです。
現在は、カウンターなどに置いて使うタイプと持ち運びできるタイプがあるようです。
日本語・英語の相互変換で検証
同実験は、さがみ野駅の窓口において7月28日~9月23日の期間で実施します。
外国人利用者が多いという同駅のコミュニケーションをサポートするとともに、マスク着用などで声が聞き取りにくいといった課題解決も図りたいとのことです。
通常ディスプレイを用いた比較検証も
字幕透明ディスプレイを設置した検証は、9月11日(日)まで。9月12日以降は、効果検証を目的として通常ディスプレイを使用した実証実験を実施するといいます。
実験終了後は、駅係員に対して字幕透明ディスプレイに関するアンケート調査を実施し、本格導入に向け効果検証を進めるとのことです。
(文・Higuchi)
- Original:https://techable.jp/archives/184938
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口