Appleのプライバシー担当責任者が、まもなく退社する意向であることが分かりました。
プライバシー担当責任者ジェーン・ホーバス氏が退社へ
Bloombergは、Appleのプライバシー担当責任者ジェーン・ホーバス氏が法律事務所で新しい仕事へ従事するため、Appleを退社するようだと報じています。
コンピューターサイエンスの学位を持つホーバス氏は、政府系請負会社のプログラマーとしてキャリアをスタートさせました。
ホーバス氏は、2011年にAppleへ入社した後、プライバシー関連の責任者を担当、2015年に発生したサンバナディーノ銃乱射事件において、FBIからiPhoneのロック解除を求められた際にApple側の代表を務めた人物です。
また、欧州連合の一般データ保護規則(GDPR)への対応など、Appleが世界的なプライバシー規則に準拠するための責務を担っており、プライバシー保護を大きなテーマとするAppleにとって、重要な存在となっていました。
ジェーン・ホーバス氏の後任は未定
Bloombergによると、ホーバス氏は社内メモでApple側に自身の去就について伝えたものの、後任については未定となっているようです。
Appleは、App Storeを介さずにアプリをダウンロードするサイドローディングの脅威を分析した文書を公開するなど、ユーザーのプライバシー保護活動にますます力を入れています。
ホーバス氏の退社はAppleにとって、大きな痛手になるかもしれません。
Source:Bloomberg via 9to5Mac
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-481498/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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