【レビュー】机上の配線を整理!Anker 521 Power Stripの背面に注目

Anker Power Strip 521の画像
 
スマホの普及、そしてテレワークの一般化などにより、1人が複数台の電子機器を所有するのは当たり前となりつつあります。
 
しかしながら、さまざまな機器を1カ所にまとめようとすると、どうしても電源接続のための配線がごちゃついてしまいます
 
Ankerの521 Power Strip前面に3つのUSB充電端子、そして3口コンセントは背面に装備するため、机上の配線整理に役立ちます

机の上は配線でごちゃつきがち

PCやスマートフォン、タブレットを使う上で配線は必須です。
 
PCを使うには電源ケーブルとディスプレイケーブルが必要であり、スマートフォンやタブレットを使う上でも電源ケーブルが必要といえます。
 
無線充電という手もありますが、残念ながら今のところ充電パッドと電源の間に配線が必要です。
 
このため、机の上がこのように配線であふれている方も多いのではないでしょうか。
 
配線がたくさん見える机上
 
電源タップについては下に置くこともできますが、ほこりがたまることによるトラッキング現象による火災が気になりますし、付けたり外したりが面倒です。
 
また、スマートフォンは充電中も手元に置いておきたいことを考えると、このような配置になるかと思います。
 
散らかっている状態が目につくと集中力が落ちるという研究結果もあり、できれば配線をきれいにまとめたいものです。

背面にコンセントを持つのがポイントのAnker 521 Power Strip

筆者もこのような配線の乱雑さに悩んでいたのですが、Ankerから新しく521 Power Stripという配線の整理に役立つ製品が発売されたので試してみました。

 

3口コンセント+3ポートUSB充電器

Anker 521 Power Stripは、前面にUSB PD対応のUSB-Cポート x 1とUSB-Aポート x 2、背面に3口のコンセントを備えるUSB充電器です。
 
Anker 521 Power Stripの商品写真
 
USB-Cポートは最大30ワットでの充電に対応しており、USB-Aポートも最大12ワットでの充電が可能です。
 
また、コンセントは合計1,000ワットまで出力できるため、PCなどの電子機器を使うには十分でしょう。

 

背面にコンセント口を持つところがポイント

Anker 521 Power Stripのポイントは、前面や上面ではなく背面にコンセント口を持っている点です。
 
Anker 521 Power Stripの背面
 
普通の電源タップは上または前面にコンセント口を持っていますが、この構成だと電源接続時にケーブルが目についてしまいます。
 
これに対して、背面にコンセント口を持つことで電源ケーブルを目につかないように隠すことが可能です。
 
Anker 521 Power Stripの背面に電源を接続
 
その一方で抜き差しが多いUSBポートは前面に置くことで、機能性と利便性を両立しているといえるでしょう。
 
かなり極端なケースですが、Ankerはこの製品を使うことで以下の写真のようにケーブルをスッキリ整理できるとしています:
 
Anker 521 Power Stripを導入した効果
 
このような置き方を想定しているため、本体を机の上に固定するための両面テープがついていました。ちょっとしたことですがうれしいサービスだと感じました。

 

雷ガード機能など高い安全性を備える

Ankerの製品らしく、521 Power Stripにもさまざまな安全に関する機能が搭載されています。
 
Anker 521 Power Stripが備える安全機能
 
筆者はこのなかでも特に、雷ガード機能(サージプロテクタ)がある点が素晴らしいと感じました。
 
雷によって高い電圧や大きな電流がコンセントに流れると、接続している機器が壊れることがあります。
 
最近は線状降水帯などの発生により落雷が増えている印象があり、高価なPCやスマートフォンを守るためにも雷ガード機能の装備は重要です。
 
521 Power Stripの前面にはサージプロテクタが働いていることを示すLEDがついており、保護機能が動作中かどうかが一目で確認できるので安心です。
 
521 Power Stripの雷ガード機能LED

コイル鳴きの発生が残念

Anker 521 Power Stripの導入で、狙い通り筆者のPC環境がかなりスッキリしました。
 
Anker 521 Power Stripを使ったPC環境
 
Anker 521 Power Stripとモニター台を組み合わせることで、目に見える配線をAnker 521 Power Stripの電源を取るための電源1口に抑えています。
 
これですべて問題なし、と思っていたのですが1点だけ気になることがあります。
 
それは、USB-Cポートで機器を充電すると本体から「キーン」という音が鳴る点です。
 
Ankerに相談したところ、
 

製品内部でコイル鳴きの事象が発生しているものと推測されます。コイル鳴きは電気が通電することで各部品が細かく振動する現象の事です。

 
との回答でした。
 
これは製品の仕様上起こりえるものであり、製品の交換によって改善するとは限らないそうです。
 
ただ、希望があれば交換品で様子を見ることもできるそうなので、交換品を取り寄せて改善されるか試してみようと思います。

ごちゃつく配線をスッキリさせるならAnker 521 Power Strip

今回Anker 521 Power Stripを試してみて、電源に関するケーブルが増えがちな現代に適した製品だと感じました。
 
USBポートを前面に、コンセントを背面にというアイデアはよくある利用環境にマッチしており、実用的といえるでしょう。
 
欲を言えば前面にコンセントを+一口、背面にUSBを+1ポート用意してくれるとさらに幅広いユースケースに対応できそうですが、増やしだすときりがなくなりそうなのでこれくらいが妥当とも思います。
 
机の上に電源ケーブルが這い回って困っている方はぜひAner 521 Power Stripを試してみてください。
 
価格はAnker公式サイトで3,990円(税込)です。
 
 
Source: Anker
(ハウザー)


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