2022年第2四半期(4月〜6月)のスマートウォッチを含むウェアラブルバンド市場において、Apple Watchシリーズが引き続きシェア首位の座を保ちました。
しかしながら、Samsungをはじめとする他社が出荷台数を大きく伸ばし、Appleを猛追しています。
Samsungが大きく出荷台数を伸ばす
調査会社のCanalysによると、2022年第2四半期のウェアラブルバンド市場においてAppleが26.4%のシェアを獲得し、首位の座を保ちました。
Appleの出荷台数は840万台と前年同期比6%増でしたが、シェアは前年同期に比べて4.7%ポイント低下しています。
一方、Samsungは出荷台数を前年同期比で58%増やし、シェア8.9%で2位の座に躍り出ていました。
Appleは9月にApple Watch Ultra、Apple Watch Series 8、Apple Watch SE(第2世代)などを発売予定であり、巻き返しが期待されます。
また、GoogleのPixel Watchにも注目が必要です。
インド市場の成長でNoiseの出荷台数が4倍以上に
上位5メーカーのなかでもっとも出荷台数の増加率が高かったのはNoiseで、前年同期比で出荷台数が4倍以上になりました。
Noiseはインドのメーカーであり、インドでウェアラブルバンドの出荷台数が急増したことから大きな成長を遂げました。
地域別のスマートウォッチ(ウェアラブルバンド)出荷台数割合において、インドは前年同期の4%から15%に大きく増加しています。
インドでは比較的シンプルな機能を持つウェアラブルバンドが流行しており、ウェアラブルバンド市場全体の91%を占めているそうです。
2022年第2四半期には、この分野においてインドは中国を抜き世界最大の市場となりました。
ただ、今後はインドでもより高機能なウェアラブルバンドに注目が集まるとCanalysは予想しています。
Source: Canalys via PhoneArena
(ハウザー)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-484747/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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